「実は東京に異動になったんです」
「は、はぃい??」
代理店のKさんとは、一緒にバリバリ仕事をする機会は少なかったけど「●●のシュークリーム買ってきたから食べませんか」など、よく事務所に遊びに来ては、たわいのない話で盛り上がる
「仕事以外」で楽しくお付き合いを続けてきた関係だった。いつも明るく元気。勝手に
「私の妹分!」なんて思ってたからビックリしたし、淋しくなりマス(TOT)
入社2年目で異動だなんて…って私は思ってしまうけど、若いうちから新天地を経験するのは自分にとってプラスになる!と言い切れる彼女なら大丈夫だろう!
大食らい&大酒飲みの(おいおい)彼女にたらふくご馳走できなかったのは残念だけど、向こうでも
ガンバレぃい〜!どこで何をしたって、大切なンは、最後のキモは「自分自身」なんだから。それさえ据わっていれば、たとえツライ事があっても実になるはず。ウン!陰ながら応援してマス!
そんなKさんと一緒にランチしたこの日の晩。私は電車の中で座り、杭州文庫の
森 絵都・
DIVE!!の下巻残り30ページを一心不乱の助で読んでいた。
だから視界に迫る“ソレ”に気がついた時、ビックリするより「クライマックスの邪魔をするんでないっ!」と
睨みつけてしまったのだが、“ソレ”すなわち“男性らしき手”はヒラヒラヒラヒラと私の目の前ではためいている。
一体何なんぞ!とその主を辿っていくと、満員電車の人柱の向こうに、何やら見知った顔がのぞいている。
ああぁああ?? 「アノヒトシッテル」
で、でも誰??誰やったっけ!!
友だちではない。じゃあ仕事関係?何?誰?
「やっと気ぃついたな!●●さんでしょ?久しぶりやね〜」
妙に親しげに声をかけるから、ますます私の記憶集積回路がこんがらがってしまい「アンタ一体誰さっ!」とパニックに陥る私。
「名前を言わない15分会話」でもして逃げ切ろう!と思った瞬間、神の啓示が下った!
「□□さんだぁあ!」(疲)(TOT)
以前勤めていたデザイン会社時の上司だったN氏だったのだっ!10年?15年?まぁ〜とにかく、それっくらい久しぶりの再会だったワケ。そりゃ名前も出てけぇへんわ!(笑)にしてもよく私がわかったモンである。
「髪型一緒やしぃ」と笑うN氏の言葉に納得。
そぅ…私って髪型がほとんど変わってないのよね〜。エエか悪いかはともかく、このお陰?で人に見つけられやすいのは事実。で、第一声が決まって
「変わってないなぁ〜」(髪型が…笑)ストレートヘアにしたら絶対わからんだろぅな!(笑)
互いに時間もなかったので、また改めて会いましょう!と相成ったのだが、
早速翌日事務所に遊びに来たのには笑った。(笑)でもデザインの「いろは」を教わった師匠でもあるし、近況話ができて楽しかった♪今度ゆっくり飲みませぅう♪