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高く連なる山々に空の面積がだんだん小さくなっていく。
それもそのはず、標高、いつの間にか優に1000mを越えている。
そんな光景に見とれながら山道を辿ると、ようやく人家の兆しが見えてくる。

ここでもぅ1回休憩!!まず立ち寄ったのが自然派食品を扱う“佳人香草工坊”(FB)




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手作りのパンやクッキー、ハーブティーの他、山間の恵み〜香草や大蒜、生姜などを用いた商品が揃っている。それらの中には、原住民たちに昔から伝わる伝統的な製法で作られているモノもあるが、試食させてくれた緑色のペーストは、まんまジェノベーゼと同じでビックリしてしまった。

国や地域が違っても、相性のよい食材を合わせる術をみんな知っているのかな。とにかく、こんな所でイタリア〜ンな味に出会うと思わなかったわい。




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お次は、佳人香草工坊のすぐそばにある “神山愛玉”(FB)だ。
小さい看板を見逃さないように車を回す。




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店名の通りの“愛玉”店なんだけど、こちらの愛玉はひと味違う。

それは……




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小米(シャオミー) 〜粟が入ってることだ。
普段滅多に口にしない粟だけど、粟餅が大好きなアテクシ、大喜び♪♪

栄養価も高い上にダイエットにも最適…と、近年、再注目されている粟だが、モチモチプチプチした食感に、トロリとした愛玉と甘酸っぱいシロップが相まって、何ともいえず美味(//∇//)




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オマケにこんな眺めもついてくる。

標高が高いとはいえそれなりの湿気と暑さがあるけど、さっきまでいた三地門より涼しいし、下界(都市部)となら、空気の質も緑の濃さも比べものにならないだろう。わざわざ車を駆って食べに来る人も多いと聞くが、山間ドライブを兼ねて、それって大いにアリ!!って思った。

それっくらい風景も、愛玉も、目に、舌に、美味しいのだ。




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愛玉店の看板娘。赤いベストがトレードマークのお母さん。
今は子どもたちに任せているが、それまで全てを手づから作っていて、愛玉の美味しさが知れ渡ると、ちょっとした有名人になったそうだ。

私たちが日本人と知るや、記憶を紐解くようにひと言、ひと言、ゆっくり、ゆっくり日本語を喋ってくれた。親日国として知られる台湾だが、特に原住民の中では抗日事件もあった。そう思うと、こぅやって日本語を覚えており、喋ってくれるって、実はとってもありがたい事なのかもしれない。

だからか、2人共他界してしまった自分の祖母のように、身体を大事にね…と、手を握らずにはいられないのだ。ホントにいつまでもお元気で。それからね、愛玉、とっても美味しかったよ♪♪









# by giova21 | 2019-07-14 23:20 | 2019年 台湾@屏東の旅 | Comments(0)
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三地門郷を後に、我々はさらに山奥に進む。
「秘境」と言われる霧台(ムータイ)が今宵のお宿の地だからだ。

ひと昔前までは入山が厳しく制限されており、ココ〈三徳検査所〉という関所のような所でパスポートを提示、名前や目的を記入しなければならなかったほど。現在は名前を書くだけ…と簡易化されており、念のためにパスポ持参で向かったアタシたち、ちょっと拍子抜け(笑)




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あぁ〜この辺りって茂林国家風景区になるんだな〜とは、標識を見て思ったこと。

以前、不老温泉に行く途中でチラッとかすめた事があるけど、
いつかゆっくり回ってみたい所でもある。うん。




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〈三徳検査所〉までは比較的フツ〜の山道だったけど、更に進んでいくと、もぅ〜辺り一面山、ヤマ、山〜〜〜!!! まさに山に分け入る…という感覚だ。しかしながら道路は広くキチンと整備されており、対向車もほとんどないので走りやすい。

途中で風景を愛でるためにちょいと停めてみると、道路がキレイな意味がわかりました。




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この一帯は2009年の八八水害で、甚大な被害を受けた所だったのだ。

*この碑「八八風災英雄記念碑」は、レスキュー時に命を落とした隊員の功績を称えたもの。




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今は干上がった川がチョロチョロと流れているけど、
災害時は水流が激増。橋を流し、道を陥没させてしまったのだ。

もともと険しい渓谷だが、この水害のせいで地形も随分変わったんじゃないだろうか。





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今走っている国道24号線に川を渡る橋は、山向こうに住む人たちにとって、外とを結ぶ唯一の道。それが復興して、道路共々キレイになったんだね。

水害から4年後の2013年。住民から「命の橋」と呼ばれ、完成が待ち望まれた“谷川大橋”がついに開通。30階建てのビルに相当する台湾一高い橋となり、住民の生活を支えると共に、バスも通るようになって観光客も増えたんだそうだ。

正直、そ〜ゆ〜事実を後付で知ったので、例えば2013年以前だど、霧台行きたくても行けなかったはず。こう言ってはなんだけど、訪れるにはよいタイミングだったかもしれない。




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さてさて車は、クネクネ山道をさらにさらに走っていくんだが、新しくなった道路には石板が使われているのはもちろん、お馴染み「百歩蛇・百合・壺」がしっかり記されていた。きっとこの先、災害が起こらないように…と、御守りの意味もあるんじゃないかな…と思うのであった。






# by giova21 | 2019-07-12 23:40 | 2019年 台湾@屏東の旅 | Comments(0)
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さてさて、頭を切り替えて続けていきます、台湾記。
どこまでいったかな〜と思ったら、ココまでバック…してね(^^ゞ

むっちゃくちゃ立派な門を構えるが故、観光客も多く訪れるのは、これでも公所(役所)。
大きく作られている「ヘビと百合」はパイワン族にとって大切なアイテムで、ヘビは男性、百合は女性を示している。

特に百歩蛇と言われるヘビは重要で、パイワン族の祖先はヘビの卵から生まれたなどなど色々な伝承があり、以前は頭目など限られた人しか使う事のできない象徴的シンボルであった。




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だから注意して周囲のものを見渡すと、ヘビの意匠が手を変え品を変え、そこら中に溢れていることがよくわかる。アテクシ的には、吊り橋の一部が実はヘビ仕様だったことに大いにウケた(笑)

パイワン族は手先が器用な事でも有名で、台湾に幾つもある原住民の中でも、群を抜いて細やかな工芸品を作るそうだ。吊り橋ヘビの遊び心(?!)に前述したトンボ玉も然り。なるほどなぁ〜って感心してしまった。





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ではでは、公社の中に入ってみましょう♪♪
え〜〜いいの?って思わずに、こ〜ゆ〜とこ、実に大らかなので。
ちなみにトイレもあるので借りれますよ。

うぉ〜!! 建物もデコラだ〜〜!!!

そしてやっぱりヘビと百合の紋が掲げられているね。
このカップリングは以後、んとぉお〜〜〜〜にたっくさん見かけたよ。




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大きな石板を使ったイスは、夏はひんやり涼しそう。

オレンジに黒のジャイアンツカラーな菱形があるが、
これも上から見たヘビの頭を示す代表的な紋様の1つ。

同行者の友人の1人は「ヘビ年」なんだけど、
これだけ篤いヘビ信仰なら、何かしら御利益がありそうだ(笑)




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公社のディテールを楽しんだら、カフェでひと休みしよう。

そう…お役所の敷地内に、カフェと、ちょっとした土産物屋もあるのだ(笑)
ついでに…と言ったらなんだけど、木からつり下がったトンボ玉も必見デスv





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店員さんの手が入ってしまい、心霊写真のようになっちゃったけど( ̄o ̄)
ね、キレイな店でしょう?

意外に思うかもしれないが、台湾には幾つかコーヒー産地がある。その中でも日本統治時代、こりゃあ〜栽培に向いてる土地じゃ!と、日本人が苗を植えた事が始まりで、台湾で初めてコーヒー農園ができた場所が、三地門郷の徳文村なのだ。

現在、生産地として有名なのは台湾中部雲林県の古坑郷で、米国コーヒー品質協会で世界16位、アジアにおいてはNO1の評価を得るほど優れたコーヒーが産出されている。*参考記事




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そんなコーヒーは、酸味が効いたスッキリ系。
温めてくれたブラウニーと共に、ホッとひと息つけること請け合い。

ってかアタシ、台湾の外の店でコーヒー飲んだの初めてだわ。
こ〜ゆ〜のもなかなかイイね(๑˃̵ᴗ˂̵)و





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3人、それぞれ違ったカップで出してくれたのも嬉しかったけど、
何気にここにも細やかな意匠が施されていた。

とことんやるな〜パイワン族!なんである。







# by giova21 | 2019-07-10 11:40 | 2019年 台湾@屏東の旅 | Comments(0)

ラテンなジョバのお気まま日記♪


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