我が家の暴君ネロと餃子の話
2007年 07月 22日
ケチャップ、マヨネーズに始まり、酢がダメでお寿司も×。納豆&チーズは言語道断で、肉もミンチ状になると×で、野菜といったら千切りキャベツくらいしか食べれない。今こうして書いてると「てめぇナメとんのか〜」ちゅうくらいヒドい。同じ育てられ方したのになんででしょうね〜??
そんな中、温厚無口な父ちゃんまでも閉口したのが「餃子」である。こやつは基本、餃子も嫌いでアル。が、箸でつまんでプルプル餃子を揺らし、中身を器用に落とすと、なんと「餃子の皮だけ」食べるのだ。
目の前に溜まる「餃子の餡の山」。私と父ちゃんは「皮無し餃子=中身3個分」を食べた後、ようやく「まっとうな餃子1個」を食べれる事になる。アア〜神様。こんな悲惨な話があってイイのだろうかっ!(TOT)
衣が取れたトンカツが全然美味しくないように、餃子の餡だけ食べてもコレ、全くウマクない。皮あってこその餃子。アンコあってこその鯛焼!中身と外身は常に一心同体、密着蜜月状態で食べなければ意味が無いんでアル。試しに「餃子の皮だけ」焼いても(笑)喰わない、とことん暴君ネロな弟。ホントに全く困ったヤツであった。
久しぶりに自宅で取る夕食に母ちゃんと一緒に餃子を作る。包むのはあちきに任せてっ!キュキュキュのQっと!丸正の餃子は確かに超弩級のウマサだが、やっぱ私は家で作る餃子が一番好きっ!いつか弟と一緒に、昔の悪行をグチたれながら、ビール飲みながら、我が家の餃子を喰いたいモンである。