梅咲かず近江牛
2007年 02月 25日
何年ぶりに来ただろう彦根城は、庭園や堀、曲輪という城が有する全てのモノがコンパクトにしかも美しく見れる名城だと思う。私が外国人を案内するなら大阪城より姫路城よりココ彦根城を選ぶ。
ゆったりとした堀から延びる橋を渡り、重文の天秤櫓、太鼓門櫓をくぐる。ココは「雨あがる」や「たそがれ清兵衛」にも登場したそりゃ立派な櫓(やぐら)である。偶然、2本とも最近CATVで見たばかりの私、ちょっと感慨にふけりながら通る。他にも「武士の一分」が「埋木舎(うもれぎのや)」の前で、「大奥」は「玄宮園」で、そのワンシーンが撮られているという、実は時代劇のロケに欠かせないのが彦根城なんでアル。
なんか映画話になってしまったけど(^^ゞ 肝心の梅は…というと「まだ咲いてなく」て(TOT)足がすくむ急な階段を上がり天守閣から琵琶湖を拝み、玄宮園を散策する。さすが大奥部隊が来ただけあって、この庭園はホントにキレイ♪夏の蛍、紅葉のライトアップも素晴らしくキレイなんだそうだ(T子談:今度来てみよう♪)
その後夢京橋キャッスルロードで「彦根城築400年祭」のメインキャラひこにゃんグッズを杭州師匠のために買い(井伊直孝と招き猫の縁は深い)分福茶屋で一服する。ココは有名銘菓「たねや」の経営で、店先でタコ焼よろしくコロコロ回ってる焼きたての“つぶらもち”は是非ご賞味あれ。「いと重の埋れ木」もとても上品で美味しい和菓子。お薦め!「おおすがの長寿餅」もウマい♪もちろんお土産に買ってきましたわよ私(笑)他にも湖魚の佃煮もたくさんあるし、好き嫌いが激しいだろうけど琵琶湖ならではの「鮒寿司」も珍味でアル。う〜ん!彦根ってとってもイイ所じゃん!(笑)
さて締めは…というと、ココまで来たらやっぱ「近江牛」を喰って帰らねばなるまい!(自己的至上命令)「毛利志満」で食べた石焼きはウマかったなぁ〜♪が、店が近江八幡で帰るにはちと遠い。だから大津まで戻り「松喜屋」でヒレステーキを食す(幸)さすが肉屋?前菜にフォワグラが出てきたのはビックリしたけど(^^ゞ
それよりたまげたのは、20代とおぼしき若いカップルが2組(も)ステーキを食していたこと!す、すげえリッチ!さすが「三方よしの近江商人」の末裔!?私、近江に嫁ごうかな?米も美味しいし(笑)