運河沿いを歩くと、甘酸っぱい香りが漂ってくる半田は、
誰もが知ってる企業なのに、サントリーと同じ非上場で、創業の地に本社を置く。
ネコも杓子もお江戸に集中する中、本丸を離れない姿に好感度が上がる。
また、創業者の中埜(なかの)家が代々社長を継いでいるのも、今時珍しいんじゃないでしょうか。
ミュージアムの周囲、運河沿いに並ぶ倉庫(蔵)
そうそう、これこそアテクシ的半田の心象風景。
実際ポーズをとってる女性がいたけど、
巨大なミツカンマークは、インスタスポットにもなりそう(笑)
三本線にマル。お馴染みミツカンマークは、中埜家の家紋から着想を得たもの。
ガイドさんが何度となく由来を説明していたほど、意味があり大事にされている。
大正頃の運河の写真。
昔はこ〜やって、蔵の前まで船が入り運搬していたのだ。
今とそう変わってない事がスゴイよね。
さてさて、ミツカンミュージアム見学。
周囲の景観に溶け込むオサレな建物になっていて、
要予約の有料90分コースと、自由に見れる簡単な無料エリアがある。
有料といっても¥300で、ズバリ結論から言うと、
マストで絶対90分コースがオススメ〜〜!!
いちいち書いてられないほど充実してたので、
コース全体をうまく紹介してる
こちらの記事を参考にしてもらうとして、
中でも、撮った写真をラベルにできる「マイ味ぽん」や、
黒酢やりんご酢etc…さまざまなお酢の匂いを嗅げたり、
天秤棒を実際担いで重さを実感したり、
樽の容量を小槌で叩いて計ってみたり…が楽しかったよ♪♪
また、お江戸にお酢を運ぶ船〜全長20mもの「弁才船」を再現。
その巨大さとリアルな再現度に思わず声を上げたほど。
この部屋に入る前に、ちょっとした演出があるのも憎い。
内容は…行ってからのお楽しみ…である(笑)
甲板にも上がれて、グラフィック的にとってもステキだった映像も見れる。
ここにもアトラクション並みの“しかけ”があって楽しめマスよ(๑˃̵ᴗ˂̵)و
ミツカンが酢事業を成功させたのは、初代中埜又左衛門の機知もあったけど、
だからお寿司コーナー?!も充実している。
この再現模型、写真ではわかりづらいが、小ぶりのエクレア並みにデカイです(笑)
紙粘土なシャリと、蝋細工なネタで、寿司を握れる“なりきり寿司屋”も。
エエ歳したオバハンがするには少々気恥ずかしいけど、
大人もぜひ是非レッツトライ♪デス(๑˃̵ᴗ˂̵)و
とにかくい〜っぱいコーナーがあって、90分が飛ぶように過ぎていく。
しかもそれが飽きることなく楽しい。
歩いた後は座らせて。文献を読ませた後は映像で…などなど、バランスも良く、
内容も含め、うまくできてるな〜と感心しました。
施設が新しい事もあって、いちいちキレイでオサレだし、
見せ方、体験の仕方、その他“しかけ”などなど、いろんな工夫が凝らされいて、
再訪したいくらい楽しかった!!
大人も子どもも「絶対」楽しめると思う(//∇//)
故に人気で団体客も入るので、週末など、予約はお早めに!
お土産は…、ミツカン創業時の伝統酢、
“山吹”を是非!
大瓶でも担ぐ価値、ありますよ。