ようやく本腰入れて散策開始!
まず最初にゲゲゲ〜〜〜!!と声を上げたのが、
煉瓦色の色彩も、レトロモダンな建物も、一際目を惹くこちら。
最初「湯とかみ」って読んでしまって、なんじゃコレは〜!と思ったンだけど(笑)
右から「みなと湯」と読む、1927年築の“銭湯”なのだ。
ステキすてき!! 入ろうよ〜♪♪
……と思ったら廃業してて、ヒジョ〜に残念であった…(TOT)//
入浴自体もだけど、きっと内部も一見の価値があったに違いない。
これ、全体が洋館ではなく、中は純和風な建物。
つまりは正面と側面だけをグルリと洋風に仕上げた
〈看板建築〉になっており、
ちゃんと建築知ってる人がみたら、興味深い建物なんじゃないかなぁ〜。
“みなと湯”の隣には、玉島の発展の礎となった
羽黒神社がある。
拝殿瓦にからす天狗が鎮座してたり、
縁結びにピッタリ!と、2本の枝がからみあった“むすびの松”が知られているけど、
アテクシ的にビックリしたのは、拝殿前の天井。
これって〈羅針盤〉だよね〜〜!!!(≧▽≦)!!!
北前船の寄港地として栄えた頃は、他国の商人や船乗りたちの信仰も篤かったというから、
航海の無事などを願ったのだろうか。とにかく珍しいよねv
また、ちょっと小高いところに建っているため、
一望とまではいかなくても、神社にあがれば町の様子がよくわかりますv
羽黒神社周辺の細い通りには、そこここにレトロな雰囲気が漂っているのだが、
思わず2度見してしまったキテレツ建築物を発見してしまった。
1階は昭和な喫茶店風で、2階は料亭風。そして最上階が焼き板木造建て。
な、なんじゃ〜コレは!!
まるで焼き芋、バームクーヘン、おでんの三段トリプル仕立て(笑)
趣味が違うとか、そんな問題じゃなくて違いすぎるやろ〜〜!!
隠れ和洋折衷な“みなと湯”もだが、玉島ってもしかしてコラボ好き?!
はぁ〜 なんかいろいろオモシロすぎる(//∇//)
と、“茶”化してないで……
海上交通や商港の要衝だった玉島では文化交流の華も咲き、
最盛期には400もの茶室があったほど茶文化が発達した町でもあった。
今でも
良寛が修業した
円通寺で、70余年に渡り催されている〈良寛茶会〉は、
表・裏千家、藪内流、煎茶流の4流派が集まる盛大なもので、
〈岡山四大茶会〉の1つとされている。
そんな玉島には、創業100年を軽く越える和菓子屋さんも多いのデス。
おはぎも買ったし“あんこ”だらけ…だな(^^ゞ