ではでは、旗山町歩きといきましょう。
バス通りな国道沿いは、ご覧の通り看板の森でワチャワチャしているが…
町の中に入ってみると、昔ながらの老街が広がっている、
バナナの名産地として知られる旗山ではあるが、
その他に、趣あるバロック(風)建築が遺っているのも見逃せない。
楽しげに並ぶ店についつい目がいってしまうけど、
ちょっと目線を上げると、凝った意匠のファサードが並んでいる。
年期の入った赤煉瓦といい、柱や壁、窓枠などなど。隅々まで飾られており、
遠目ながら見ていて飽きず、ディテール好きにはたまらないところ(//∇//)
バスの車窓から眺め見たように、町の周辺は豊かな平野が広がり、
日本統治時代には、サトウキビによる製糖業で大いに栄えたそうだ。
また主要街道沿いだった事から人の行き交いも多く、
この立派なアーケードは、その名残なのかもしれない。
かつての町の繁栄を忍ぶもぅ1つの忘れ形見〜
旧旗山駅砂糖やサトウキビを運ぶ糖業鉄道として作られた路線の中で、唯一遺っている駅舎である。
ビクトリアとゴシック様式のMIXバージョンらしいが、これまたレトロ。
“台湾で一番可愛い駅舎”というキャッチフレーズも(//∇//)
注意して見つけないと見逃してしまいそうだが、
1900年初頭の古い建物の中には、
石をアーチ状に積みあげた回廊〜石拱回廊も遺っている。
通常、煉瓦で作るのが一般的で、石造りのものは大変珍しく、
台湾で唯一現存する貴重なものだとか。
その名も「老街咖啡」というカフェがあるので
連なるアーチを見ながらひと息つくにはイイと思う。
なんかほら、ヨーロッパみたいじゃない?
*この店を目印に石拱回廊を探すと良い。Googleマップにも載っている。
せっかくだから高雄市の史跡にも指定されている〈旗山天后宮〉でお詣り。
お詣りといってもアタシは、こんにちは!と頭を下げるくらいなんだけど、
みんなちゃんとお賽銭入れてお線香持って廟を回っててビックリ!!
ひええ〜〜!!! マナー通りちゃんとするんだね〜!!!
いつもと違う旅のメンツだといつもと違う発見があって、だからオモシロイ(笑)
じゃあ〜お次はバナナのお話といきましょうか(^^ゞ