
昨年は作家さんの工房巡りなんてなかったと思うけど、
今年は、友人が敬愛する赤絵の福島武山先生のお宅訪問ができると知り、
またまた朝から能美に来てしまった。
ぶっちゃけ、これで3日連続能美通い。
リタイア後はマジ能美市に住んだらいいと思う(笑) あ、友人の事ね。
それはさておき、閑静な住宅街の中に佇む先生の工房は、
伝統工芸士の風格漂う、それは立派なお宅だったのである(๑˃̵ᴗ˂̵)و
車回しがある豪邸という意味ではなく、普通の民家なんだけど、
先生の作品に通じる品というか凜とした雰囲気が漂ってるの。
でも…
相撲部屋か〜いっ!! ってくらい巨大な表札には度肝を抜かれました(笑)
いやはや、コレはスゴイわ(//∇//)
決して大きくないが、よく手入れされた庭にさりげなく置かれた水盤。
なるほど。料理を盛るんじゃなく、こうゆう使い方も全然アリっ!!ですね。
どっちも「暖色」だが、新緑と赤が映えてとっても涼やか。
そして…こ〜ゆ〜事いうととてつもなくお下品だが、
この皿、50万はくだらないはず。多分。ハイ。
うわ〜ここで作品を描いてるんですね!!
時計メーカーが集まったスイスのどこぞの町で、
採光のために工房の建物が全て南向きに並んでいた事を思いだした。
やっぱりね、お天道様の光が最強、最高なんです。作品づくりには。
リンク先のは父、武山先生作だけど、礼子さんの赤絵もとても繊細でキレイ♪♪
他にもネイルアートに赤絵を施すなど、
女性らしい感性で注目を浴びている作家として活躍されています。
ホントのホントにスゴイ先生なんだけど、物腰がたいへん柔らかく、
それでいてiPadも使いこなす好々爺…という表現がピッタリの武山先生。
作品の締切が迫る中でも、足を運んだ熱心なファンのために丁寧に応対。
こんな試作品を作ったんだよ…と、わざわざ出して見せてくれました。
先生曰く「エルメス=フランス」なので「ワイン=ブドウ」のモティーフ(左上)
を描いてみたけど、残念ながら却下されっっちゃったんだって。
また「地」となるセーヴル焼きが、九谷焼と違い非常にツルツル滑らかだったので
描くのにとっても苦労したそうだ。
室内には先生の作品がそこここに置かれ、飾られ、さながら福島武山美術館。
アタシでさえ眼福に預かったのだから、
ファンの人はたまらなかったんじゃないでしょうか。
→ エエはい。友人、舞い上がっておりました(笑)
しかししかしですね〜。この友人の母も負けてない。
趣味として始めた染色が、美術館デビウを果たす快挙っ!!
この写真じゃわかりにくいが、ポスターにも看板にもガンガン名前出てますv
能美からUターンして、こちらも観にいきます。もてぃろん。
緑溢れるとてもキレイなアートスペースだと再認識するほどステキな場所。
福井(三国)に遊びに来たら、東尋坊だけじゃなく
ガラス吹きや作陶なども体験できるので、是非行ってみて〜(๑˃̵ᴗ˂̵)و
というワケでGWは、連休というより「陶器合宿」になっちゃった(^^ゞ
風合いで勝負!な越前焼もかなり好きっ♪♪
そうそう、六古窯ってみんな西日本なんだよね。
備前だけちゃんと行ってないからいつか行ってみようv