とんでもないほど美の宝庫 大塚美術館を歩く 1.

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向こう、徳島。 こっち兵庫…は淡路島。

GWの前哨戦。ちょっと早い母の日プレゼンツとして、
オカンさまのリクエストに応えて、大塚国際美術館に行って来た。

今年で開館20周年というから、初めて行ったのは15年以上前?になるだろうか。
当時に比べると収蔵作品も増えてるだろうし、なんせ久しぶりなので、
アテクシ的にも大変ウレシイ美術見学である。

というか結論から言うと、好きすぎる作品が目白推しな上に
その数、天文学的に多くて、脳ミソと目ン玉がマヒ状態に………( ̄o ̄)
年寄り両親の事も考え、それでも昼食を挟み4時間超滞在したのだが、全く全然足りなかった!!!

最後の方は気力が枯渇しちゃってあんまし写真撮れてないけど、
偏愛に満ちたレポートをサクサク〜っと書いていこう。
ちなみにモナリザとかヴィーナスの誕生とか、いわゆる鉄板作品の写真はありません。
念のため。。。。




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と、言いながら、入ってすぐ出迎えてくれるコチラ〜システィーナ礼拝堂は別(笑)

アタシは3回ほど訪れた事があるんだが、
警備員が何度も「シィレンツィオォオ〜!!! (静かに!!)」と言ってた事や、
人々が、画を仰ぎ見ては漏らすため息や指さし囁く小声が、
積もり積もってウォンウォンと天井まで届いていく様が、それはもぅ〜鮮やかに甦ってきた。

現実ではあり得ないほどガラガラなのに、もっと言うなら陶板画なのに、
そのクオリティと原寸大の迫力に、一瞬で心がバチカンに飛んで行ってしまった。

座って(!!) 人混みに邪魔されず、注意されることもなく、
好きなだけミケランジェロ の偉業を眺められるなんて、んとぉ〜〜に贅沢の極みだわ(//∇//)





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システィーナ礼拝堂の隣にはスクロヴェーニ礼拝堂が!!!

あ”あ”あ”あ”ぁ〜〜!!!
ジョットの一連のフレスコ画も…だが、アテクシ、この礼拝堂がダイスキ!!!なんですよ〜!!!!

北イタリアの瀟洒な町、パドヴァに足を運んだのは、兎にも角にもこの礼拝堂を見たかったから。
金より高価だったラピスラズリをふんだんに使った青の間に入った瞬間、
その美しさと荘厳さに、文字通り息を飲んだものだ。

結婚式場として利用することも可能で、ミサ曲が静々と流れており
(広い館内でBGMが流れていたのはココのみ)
懐かしさとこの場所が好きすぎて、胸がいっぱいになってしまった。。。。。

システィーナも同様、ホンモノが醸し出すオーラには及ばずとも、
1度でも現地を訪れた事があるなら、
多分絶対!狂おしくも甘美なこのデジャブ感に襲われるのではないだろうか。

以後、アテクシ、この「大塚式デジャブ攻撃」を四方八方、ボコボコに受け、
フラフラになってしまったのであります。





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スクロヴェーニのお隣には、これまた現地仕様に再現された
ギリシャはテッサロニキの〈聖ニコラオス・オルファノス聖堂〉(写真)と、
南フランスの小さな村にある〈聖マルタン聖堂〉がある。

前者は後期ビザンティン様式で、キリストの生涯と共に、
後のサンタクロースのモデルになったという聖ニコラオスの生涯が一面に描かれており、
聖マルタンを祀った後者は、クスリと笑ってしまう画風に顔がほころぶ、ロマネスク様式。

ギリシャも捨てがたいけど……
フランスからスペインはサンティアゴ・デ・コンポステラへ続く巡礼の道すがら、
点在するロマネスクの教会や聖堂巡りをしたくてたまらなくなってしまった。

検索、探してみても、これらの聖堂に関するズバリなサイトがなかったので、
大塚美術館は、必ずしも超メジャーなモノばかりがチョイスされているワケではなさそうだ。
再現に適した保存状態や時代などが考慮されているのだろうが、かえってその慧眼に感服する。




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それがコレっ!!

世界遺産大国イタリアの中で、ソレってどこ?というくらい地味…いや、控えめな、
でも実はすンごい世界遺産〜パエストゥム考古学博物館の目玉〈ダイバーの墓があったこと。
しかもちゃんと元通り〜お墓の形に整えてる芸の細かさよ!

美術史的には大変貴重な物なのだが、
イタリアの世界遺産とは思えぬほど人も少なくのんびりとした雰囲気だったことを思うと、
こんな所まで(!!)網羅してることにビックラした!!
と同時に、なんだかとっても嬉しかったのであります。



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見学者のスタート地点であるB3フロアのレイアウト

初っぱなから既に名作勢揃いな上に、
古代ローマ・ギリシャ遺跡の細かな展示が続く9〜16エリア、
ロシアのイコンから、カタルーニャ、フランス、数的には1番多いと思われるイタリアなど、
中世の祭壇画が並ぶ21〜26エリアなど「分単位」で足を止めていたらキリがないほど(笑)

ここで沈没したら後が続かないのは必至なんだが、
入館したての高揚感で頭も足も元気。ついつい丹念に見てしまうンだよね(^^ゞ





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by giova21 | 2018-05-01 23:44 | にっぽんの休日 | Comments(0)

ラテンなジョバのお気まま日記♪


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