草間弥生展へのよかアクセス方法を少々。。。。
先にも書いたが、会場の歌舞練場は祇園のド真ん中にある。
すぐ隣に
建仁寺はあるわ、花見小路沿いだわ、どっちも観光客密度300万%!!!!!
それはそれはうんざりするほどの混みようで、だから最近京都に出たくないんだけど、
1本西、大和大路から歌舞練場に向かうと、ウソのように落ち着いた町並みが続く。
祇園ならずとも、昨今見かけなくなった昔ながらの金物屋に、
何百年もの歴史がありそうな三味線や扇子の店が、町屋な通りにひっそり佇んでいる。
今様なヘアサロンの店頭も、ご覧の通り。
いや…髪結いといった方がいいのかな。
さすが歌舞練場のお膝元。芸妓さんに関連する店があってとても面白かったので、
四条通から大和大路通に入り、建仁寺沿いに行くのがオススメ!です(๑˃̵ᴗ˂̵)و
草間スイーツが満席だったので、代わりに
辻利でテイクアウト。
草間パワーに圧倒されて、糖分補給が必要だったのだ(笑)
この日はとっても暑く、相変わらず通りまで行列が延びてたけど、
お抹茶のオイシサは間違いナッシング♪♪
八つ橋なんてひさし〜〜ぶりに食べたけど、とっても美味しかったよv
さてさて…ここまで「引っ張って」きたけど(写真がなかったのだ( ̄o ̄)
本日のメインイベントその2.
山岸涼子展にやってきました。
それも外人率、特に白人率高しっ!!!
うへえ〜〜〜こんなんなっちゃったんだね〜〜(TOT)
なんかアタシが知ってる京都がどんどん変わっていく感じ。
ま、それはともかく、山岸涼子です。
一緒に来た友人たちはリアルで読んでた現役真性ファンだが、
それも自分からではなく、オモロイから読んでみ!と薦められたからだ。
バレエなんて興味ないしなぁ〜から始まり、
お札になった人がBLになっていいのか?!と驚愕しつつページを繰った。
し、しかし………………こ、これは………………
両方共オモロイやないか〜〜!!!!!!
バレエダンサーのほとんどが“アラベスク”を挙げていて驚いた事がある。
年配の先生はともかく、10代の子どもまでも…だ。
よくそんな昔のマンガ(40年前!)読んでるね?!と思ったけど、
バレエに賭ける情熱や挫折などなど、いつの時代も変わりがないのだろう。
そしてソレをとことん表現してる“アラベスク”って、
バレエダンサーの永遠のバイブルなんだねと、感銘を受けてしまった。
そしてっ!“日出処の天子”である。
も〜これはね、歴史の勉強にもなるし、ホントに面白い!!!
「あの」聖徳太子をエスパーでゲイにするっていう発想がブッ飛びすぎ!(笑)
実際、連載当時の一万円札な人だったので、反対の声も少なくなかったという。
それを押し切って描ききった山岸涼子に感謝したい!!それくらい面白いっ!
今日び、書店にさえ堂々とBLコーナーがあるくらいなんだから、
歴史と
LGBTの勉強のためにも教科書に載っけてもイイと思うわ。
と、マンガの話ばっかになってしまったけど、原画も素晴らしくキレイだった♪♪
初めて読んだ時は、繊細でお耽美な線が少々苦手だったけど、
ペン入れに始まり、トーンを貼って削り、彩色する。
もちろん今だって完全手作業で描いてる作家さんがいるだろうが、
マンガってホントに手がかかると思う。
だからね、ただの原稿じゃなくて1つのアートだとしみじみ思いました。
久しぶりに手にとり、閉館ギリギリまで読んでみた。うわ〜〜懐かしい!!
そうそう、来目王子に河上娘(かわかみのいらつこ)に、クールな舎人(とねり)、淡水!
脳内一気にタイムスリップ! でも…ここまで〜〜〜。
読破するには時間が全然足りない。。。。
うえ〜〜中途半端に終わってむっちゃ要求不満〜〜〜〜!!!!
1日も早く友だちに借りて(!!)じっくり読み直さなければ!
たっぷりアートを堪能した1日の〆は、、、
どんだけネガティブイメージ持ってるねん?!って思うが(!!!)
たいへん気持のよい応対で、かつ、とても美味しかったのであります。
帰りにふと隣の店を見たら、なんか見覚えがある。うへえ〜!!
わたつねやんか?!
基本蕎麦屋さんだが、ザ・定食屋使いができる気さくで美味しいお店デスv
ああ〜ゴメンなさい。京都にはたくさん良いお店があります!
多分、昔の負の思い出が根強く残ってるからだと……スイマセン。。。