東西約300m続く老街。
その西の入口にそびえる2本の大樹は、樹齢100年を越す深坑のシンボルだ。
すぐ横に(写真左手)その名も
大樹下豆腐店という老舗店もある。
同じような豆腐店が左右に数多く立ち並び、中で食べることはもちろん、
豆腐と麻辣スープがセットになったお持ち帰り品も売られている。
台北よりちびっと標高が高い深坑の良質な水が豆腐づくりに適していたこと。
豆腐の種類の多さや多彩な料理方法が人気を呼び、
いつしか「豆腐の町」として名を馳せるようになった。
食いしん坊にはそれだけで十分かもしれないが、
老街建築フェチとしては、フォトジェニックな通りも見逃せない。
数年前に整備された事もあるけど、
赤レンガのアーチが続くホントにキレイな老街で、まるで映画のセットみたい(笑)
早く着き過ぎちゃって、早く店開かないかな〜って思ってたが、
時間が経つにつれ観光客がワラワラ溢れ出してきたので、
人っこ1人いない写真も撮ることもでき、これはこれでよかったな〜♪
重厚で印象的な赤レンガは、
藁葺き家がほとんどだった時に火事で町がエライ事になってしまった経験から、
再建する際に防火目的も兼ねて用いられたそうだ。
ううむ、三匹の子ブタみたいだが(笑)
そのお陰で今も町並みがキレイに残っている…というワケだ。
その中でも一際目を引く「得興居」は、財を成した豪商の邸宅で、
当時の流行〜バロック風建築や色鮮やかなタイルを取り入れたオっサレ〜な作りになっている。
こんな風に「和」と「洋」が、絶妙のさじ加減でミックスされてるとこがたまらない。
だからこうゆう建物が多く残ってる老街が好きなのだ。
他にも見所な建造物に対して、ご丁寧にQRコード付きの案内板も用意されている。
目で見る方が忙しくてなかなか活用できないけど(^^ゞ 観光客にはやさしいよね♪
オモシロ看板見るのも楽しみのひとつ。
老街の雰囲気に合わせるようにレトロ仕様なものが多く、
「童玩」ってオモチャじゃ〜ん?!と、思わずカメラを向けてしまう(๑˃̵ᴗ˂̵)و
「和洋折衷」といえば、こんな共演も。
それも、木の板に手描きイラストという素朴な味がまたイイ。
お隣、多分、数十年は経っているだろう表札?!と並んでても違和感がないフシギ。
オモシロイなぁあ〜。
ホントに、どこを切り取っても絵になる老街である。
そんな、こんな看板見つけちゃって、思わず胡麻油買っちゃいましたわい( ̄o ̄)
土産物ではなく、完全にジモティ用に販売してる工場を兼ねた小さな店で、
売り物は2リットルはあるんじゃないか?という「家庭用」のビッグサイズのみ。
さすがにそれは買えないのでアタシはすんなり諦めた。
がぁ〜、諦めの悪いお連れサマ。
その半分売ってくれない?と頼み込んで、このゲッツ!である。
こんな事をココに大っぴらに書いていいのか大いに不安だが、
今思うとよくコレ持って帰れたよね?(笑)
でも…スイマセン…アテクシも半分いただきました。。。。まだ使ってないけど。