
ライバルってステキ!
同い年の萩野公介と瀬戸大也。
2人の軌跡を知った時、うへえ〜これってマンガやん!ドラマやん!って思った(^^ゞ
初対決:小学校3年 → 萩野 3種目で表彰台に。
中学2年 → 瀬戸 初めて萩野に勝つ!が、対戦成績は遠く及ばず。
高校3年 → 萩野 ロンドン五輪 男子400m個人メドレー銅メダル
と、ここまでは、日本水泳界のエースになった萩野が圧倒的に優勢。
瀬戸も着実に力をつけていたが、萩野に敗れロンドン五輪出場を逃す。
彼の失意は大きかったが、萩野の銅メダルを見て奮起した。オレもやったるぞ〜!と。
そして、萩野の指定席を見事奪取したのだ。
*種目は全て男子400m個人メドレー
2012世界短水路 → 瀬戸 金メダル
2013世界水泳 → 瀬戸 金メダル
2014世界短水路 → 瀬戸 金メダル
2015世界水泳 → 瀬戸 金メダル (萩野は骨折で不出場)
獲って獲られて切磋琢磨!いいね〜いいね〜♪♪ なんてよくできたストーリーだろう!
まるで少年ジ●ンプに連載されそうなライバル対決!
そしてリオ五輪。待ちに待った大舞台で、雌雄を決する時がきた。
もぅ〜これ、連載されてたら(何を?!)
巻頭見開きカラーでぶったぎる場面である(だから何を?!)
リアルに決勝見たが、日本人同士でトップ争いしてる事がすごく誇らしかった。
どっちもがんばってくれ〜〜!!って。
萩野が金、瀬戸が銅だったけど、結果やメダル以上に、
すごくいいモノを見せてもらった…って思った。
なぜって、この2人、お互いアイツには負けたくない、負けられない、って公言してるのに、
とっても清々しいんです。仲がよいんです。
それは…相手をちゃんとリスペクトしてるから。
同じ道を、同じ熱量で歩んできたから。
互いの努力や挫折も、苦しみや喜びも、全部知ってるから。
それを糧にここまで辿り着いたから…じゃないかな。
ライバル 好敵手 親友 戦友 同期 etc…
みんなひっくるめて、2人の関係性がとってもステキ!!
競争競技って「相手」がいるから成り立ち、盛り上がる。
それは競技者自身も見ている側も…だ。
もぅ〜ドラマっ!マンガ!(しつこい?!(笑)
しかも萩野公介と瀬戸大也、2人が紡ぐ水辺の物語は、4年後の東京五輪に続いてる。
その時26歳になっている彼らが、どんなエピローグを見せてくれるのか。
自国日本で見届ける事ができるのは、すごくすごく幸せな事だと思う。