2016 映画のこと Vol.7 素晴らしきボッカッチョ

GWの決まり事といえば…〈イタリア映画祭〉である。
今年は2本しか見なかったけど、サクサク?!感想を述べていこう。

素晴らしきボッカッチョ 〜 Maraviglioso Boccaccio




ダンテの〈神曲〉は読んでみてもいいな〜とは思うけど、ボッカッチョの〈デカメロン〉は、食指が動かなかった。じゃあ〜映画で観てみようvv なんてたってタヴィアーニ兄弟の新作だし。

ペストが蔓延したフィレンツェを後にした男女10人が、毎日1話づつ話を披露。全100話!! から成る原作から、特に「愛」についての5話が映画で描かれている。しかしながら、ペスト(死)から逃れてきただけあって、愛と死の示唆に富む小話は、必ずしもハッピーエンドではない。

100話の中からこの5つをチョイスした所にタヴィアーニ兄弟の思惑があったのだろうが、深読みできなかったのは、イタリアと日本の恋愛観や死生観が全く違うから…だと思う。古典文学だし、きっといろんな含蓄があったと思うんだよね。

それにも増して、会場のイスが鏡餅のように硬い事もあり、全5話(120分)が長く感じた事は正直に言っておく(^^ゞ

それでもコスチュームや映像は素晴らしくキレイだし、舞台となるトスカーナはタヴィアーニ兄弟の出生地だから「魅せ方」がウマイのは当たり前。単純にお話し的には楽しめます。特に4話、オトコを連れ込んだ修道院長のお話とか。一度でもデカメロンを読んだ人は、また違った見方ができるんじゃないかな〜。
by giova21 | 2016-05-08 23:13 | 映画なこと | Comments(0)

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