鹿児島の旅12. 宮崎経由で帰途につく
2016年 02月 19日
あっ!!!! こんな所からも〜〜!!と、モクモクに別れを告げながら、霧島を後に一路東へ向かう。
山奥の秘湯や泥湯があったり、他にも入ってみたい湯がたっくさんあったんだが、朝…ってかさっき2湯入ったばっかだったので、残念だけど次回の楽しみにとっておこっと。
鹿児島に入ってからずっと海を眺めながら走ってきたけど、霧島は山、ヤマ、山である。それでも桜島はちゃあ〜んと見えるんだな。これが。
なんかエセかごんまっ子になったみたいに、桜島が見えると、ちょっとウレシイ(^^ゞ
最近の道の駅って充実度超アップ!! 以前からある古い道の駅を気の毒に思うが、いろんなアクティビティがそろった神話の里公園は、この眺めだけ見るために停まってもよし! 思いっきり深呼吸したくなるよvv
でもちょっくら観光もしないとね!と〈霧島神宮〉にお立ち寄り。
お伊勢さんのようになかなか「気」が溢れた神社で、思わず姿勢を正したくなるほど。地元でも有数のスピリチュアルスポットらしく〈霧島七不思議〉と言われる現象もあるんだとか。
表参道に建ってる巨大な鳥居横に、市内にも支店がたくさんある〈薩摩蒸氣屋〉がある。ホントは焼きドーナツが有名らしいンだが “かるかん”がモッチモッチでチョ〜美味しかったので、階下にある足湯に浸かりながら是非ひと休みしてください♪♪
→ 出る時、靴下が片一方ない!って思ったら足湯の中でプカプカ浮いてた…という事実(TOT)// みんな気をつけてね(笑)
ひと息ついた霧島神宮から数分走ると…あらま!もぅお隣宮崎県なんだ〜!
やった〜宮崎県も初上陸〜♪♪
大河ドラマ「龍馬伝」で見てから、いつか〈天の逆鉾〉に行ってみたいと思っていた。この道から山側にヒョイとハンドル切れば行けるんだけど、どうやらフラッと行って歩けるような所ではないらしいのでコレも断念。
ううむ。なんだかんだと心残りがあるな…(>_<)//
でもコレは心残りなく済ませたいvv
今日走ってきた中で、数多くの温泉を素通りしてきたのは、少しでも遅く、帰る間際に温泉に入りたかったからだ。そこで旅の最後を締めくくる湯として選んだのは、明治35年創業の〈湯之元温泉〉である。
最近とんと姿を見かけないが、甲子園の常連校であった都城の北、こっちでエエんかいな?ってくらい何もないのどかな田園の中にポッチリあり、炭酸泉と有馬のような鉱泉、2つの湯を持っている。
平日の昼13時というのに、ジモティのオバサマで賑わっており、翌日まで鉄臭い匂いが取れなかった(ように感じた) 強烈な鉱泉と、シュワシュワ度はやや物足りなかった炭酸泉を楽しむ。
外観はちょっと大きな農家さんのお家…みたいなんだけど、宿泊もでき、なんとあの本田選手も泊まったことがあるそうだ。他にも大勢の俳優、タレント、 ガンバ大阪の遠藤などスポーツ選手のサインもたくさんあったので、よか湯である事に間違いはないだろう。
確かに良い湯だったし、周囲に店が皆無だったので、ぶっちゃけ「仕方なく」いただいたお昼ご飯も (いちお宮崎なんでチキン南蛮) 手作り感満載、ボリューム満点ですっごく美味しかった!!! ほんとにホントにごめんなさい!!! って謝りたいくらいに。
ちなみに1泊2食で7000円から〜である。こんな美味しいご飯(温泉水で炊いてるので、まるでおこわみたいにモティモティだったのだ) いただけるなら、本田選手と同じく泊まってみたいと思ってしまったわ(笑)
そうそう、温泉で入れ違いになった女性が、我々が関西から来たと知るとえらく喜んで、アナタたちココを選んで正解よ!って(笑) そして、美味しいから行ってみて!と、都城のフルーツショップを教えてくれた。
さすがに時間なくて行けなかったけど、この周辺には他にもたくさん温泉があるし、このお店もすごく興味がある。うへえ〜どんどんリベンジメモが増えてくよ(//∇//)
宮崎の道の駅もキチンと寄って(笑) 宮崎市内に入ると、アレレ、急に道が混んできたな。そう、ちょうどプロ野球のキャンプが始まったばっかだったのだ。あちこちに真新しい案内看板が出ており〈宮崎空港〉には、球団グッズがズラリと並べられていた。
宮崎でキャンプ張ったのは、巨人、広島、ヤクルト、ライオンズ、ホークス、オリックス、楽天である。他にもJリーグの鹿島やガンバ、サンフレなども来ている。確かに今日などダウン着てるのが恥ずかしいくらい温かい。キャンプってすごく身近に選手見れるんだよね。ちょっと興味あるな〜。
早く着きすぎて、搭乗時間まで結構長時間過ごしてしまった宮崎空港。もちろん、すぐビール飲んだけど(笑) 美味しかった宮崎名物を記しておこう♪♪
なんじゃこりゃ〜な、名前も形状も見たことない〈鯨ようかん〉
350年以上もの歴史がある郷土菓子なんだって。
どこが鯨やねん?! という突っ込みよりも、コレ、すご〜く美味しいのだvv
ようかん…というより“ういろう”のようにしっかりとした弾力があり、甘さもちょうどよい。家族にも大好評!!!
反対に、なんで「鹿児島のさつま揚げ」買ってきてくれなかったの?と母親にブゥ垂れられたのが、宮崎版さつま揚げともいえる〈おび天〉
豆腐が入ってるから口当たりも柔らかく、コックリしっかり味がついてる。アタシは美味しいと思ったけど、現地で食べた事がある母サマは、甘みがくどすぎると感じるようだ。確かに九州って、なんかしら味付けが「甘い」からね。でもビールのお供にはサイコ〜だったよ(笑)
ってことで、ANAで帰阪。
ピーチと違い追加料金なく荷物預けられるし、制限重量もよゆ〜である。帰りの便をANAにして大正解!! だって、結構な「重さ」になっちゃったから。でもでも、2人共スーツケースに「焼酎」を仕込んでいたのがバレ(友だちに至っては根性の2本イン)、ビニールでグルグル巻きにされちゃったけど(笑)
いやあ〜またまた長くズラズラと書いてしまいました(^^ゞ
これにて鹿児島の旅は終わりデス。
東北や北海道も行ってみたいけど、時間的料金的に関西から気軽に来れる九州ってやっぱエエわぁ〜うん ♪♪