2016 映画のこと Vol.2 ひつじ村の兄弟

ひつじ村の兄弟(アイスランド・デンマーク)






ハイ、こちらが今年1発目に見た映画デスvv

隣に住んでいながら完全絶縁状態の老いた兄弟は、40年間!!!! ろくに口もきかず、それぞれ、貴重な固有種の羊を育てていた。

そんな2人が、愛する羊の危機に立ち上がった!…となる予告編を見ると、さぞかし痛快な作品なんだろうな、と思う。ってか「思ってた」(笑)

実際、用があれば(兄に打ち抜かれた窓ガラスの請求書(笑)手紙を書き、それを犬が届ける…というシーンは大いに笑うし(犬が超絶賢くてカワイイ♪)、直情型の兄に思慮深い弟という対比も面白い。

舞台となるアイスランドの厳しくも美しい風景や、聞き慣れぬ言葉、さらには村人が着てるノルディックセーターの柄(これまたかわいいのだ!) もいちいちチェックしてしまったほど(^^ゞ

が、後半、とんでもない結末が待っていた。。。
エンドロールが流れてきた時、ホントにまぢで「絶句」してしまった。
そらないでしょ〜?!って。これほど裏切られた映画、記憶にないかもしれない。

予告編や邦題にだまされてはいけない。これは決して痛快冒険談でも羊なモフモフ作品でもない。何といおうか言葉が見つからないほど衝撃的。人間讃歌というか、すごく「深い」作品であった。



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オマケな小ネタ

助演賞をあげたいほど存在感のあった羊たち。アイスランドは人口の4倍(100万頭超)もの羊がおり、中でも、世界で最も古く純粋な品種と言われてるのが、兄弟たちが守ろうとした「アイスランディックシープ」である。

厳しい気候にあわせるように、長短2種構造になっている羊毛は、世界最高の天然素材といわれ、マニア垂涎の毛糸になるそうだ。

9世紀後半、バイキングが持ち込んだとされるこの羊たちがいたからこそ、アイスランドという極北の地で、人々は生活の糧を得ることができた。彼の地の人たちにとって「羊」とは、私たちが思うよりずっとずっと大切な存在なのである。
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by giova21 | 2016-01-20 23:54 | 映画なこと | Comments(0)

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