2014 春の三国 3. 砺波チューリップフェア
2014年 04月 25日
ニュースでもやってて、ちょうど昨日から開催!ということで〈砺波チューリップフェア〉に行ってきましたvv いやあ〜コレ、一度行ってみたかったんだよね〜vv
高速走って約1.5時間。以外に近い富山だけど、長い福井通いで、ココまで出張ってきたのは、もしかして初めてじゃないかな(^^ゞ
入口すぐにあるリューリップの塔に、アリンコのように人が群がってて、あんなん登らンでもエエやんな〜って言ってたんだが……
そうです!!!登らないとこの景色は見えないのだっ!!
わ〜〜お!!キレイっ!! ウマイことしてあるね〜♪♪
アタシってホント花に疎く、ヒマワリとかガーベラとか、なんていうか大振りの派手な花くらいしか知らなくて、もちろんチューリップもその中に入っているのだが、こんなにたっくさん品種があるなんて思いもしなかった!えっえっ?コレみんなチューリップなの?って(^^ゞ
コレなんてなんかすごい高貴な名前がついてたけど、虫をおびき寄せてパックン!する食中花みたいじゃない??とヒドイ事言いながら、それでも珍しいので及び腰で写真を撮るアタシ(何も噛みつきませんから!(笑)
チューリップの色にあわせてパンジーをあわせている配色の妙よ!こんな風に花弁が尖っているのは「ユリ系」といい、古代のチューリップはこのタイプが主流だったそうだ。
他にも著名な画家たちに描かれた事から「レンブラント系」なんて種もあり、エステララインベルトとかクイーンオブナイトとか、とにかくネーミングが、ロード・オブ・ザ・リング!しててファンタジーである(笑)
会場内には600品種、250万本!!! のチューリップが植わっているという。
チューリップって、何となく暖かい土地が栽培に適してるんじゃないかと思ってたけど、新潟、富山の両県で、98%!!ものシェアを誇ってマス!(凄!!)
「四季彩館」では、チューリップの仕組み〜球根内には既に成長した花が詰まってるとか、歴史や栽培の仕方、園芸用具などが展示されており、いろいろ勉強になってオモシロイvv チューリップって和名でいうと「鬱金香〜うっこんこう」って言うだよ?!
16世紀、チューリップ大国オランダでは、珍しい球根が高値で取引されるその名も「チューリップ・バブル」が起こり、最高級の球根には (どんな球根や!) には3000ギルダーの高値がついたそうだ。
ちなみに大工の「年収」が250ギルダーの時代。3000ギルダーってどんだけやねん?!というと…
小麦 24t ライ麦 48t バター 2t チーズ900kg
(よく肥えた) 豚8頭、牛4頭、羊12頭 ワイン大樽2 ビール4樽
銀のカップ1 寝具付きベット1 船1艘……だそうだ。
もちろん「バブル」は長く続かず、泣いた人数知れず。
お、オソロシイ事ですなぁ。。。。。。
デュマの小説〈黒いチューリップ〉でも、球根を巡り深謀遠慮が繰り広げられる(読んだ事ないけど (爆) カワイらしい外見とは裏腹に、いろんな歴史を背負っていた事もあるチューリップなのであります。