名画座シリーズ Vol.12
2011年 07月 21日
見終わってから友人と、こんなに長かったかなぁ〜
ホンマに映画館で観たかな〜って…(^^ゞ
上映時間約3時間。
それを長いとは思ったワケじゃないが、
戦闘シーンがもっともっと多いと思っていた。
それは、ロシアンルーレットの場面があまりに強烈だったからだろう。
久しぶりに観た今回ですら、息を止めたほど。
そのほとんどを心情描写に費やしたことも今ならわかる。
ニック〜C・ウォーケンの狂気が研ぎ澄まされた刃になっていくことも。
今では大御所となっているそうそうたるメンツの中で、
彼だけが蜻蛉のようにはかなく、美しく見えた。
他の作品の彼もどっかで見てると思うが、
残念ながらこれほどには印象に残っていない。
アタシにとって C・ウォーケンの映画といえるのは、
このディアハンターのみ。
それほどに忘れがたい役、いや、彼だった。
マイケル・チミノって今どうしてるんだろ?
J・ウィリアムズといってもスターウォーズの…ではありません。
ギター奏者デスvv
この哀愁漂うテーマ曲も、また泣けるほどイイんである。
ラスト、ニックの埋葬の後、
ぎごちない朝食シーンが続き、静かに静かに幕が下りる。
エンドロールにかぶさるようにこの曲が流れてくると、
もぅね〜鎮魂歌みたいで、胸がいっぱいになってきます。
名作のそばには、必ず名曲があるのよね〜(TOT)/
重たいけど、よい映画でした。