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北から南へ 

たまってマス…ワイン(TOT)/ エライこっちゃ!


珍しく北の白を飲んでみる。
ピエモンテの土着品種であるアルネイスが、晴れてD.O.C.G.に昇格したのは2005年のこと。「アルネイス発祥の地」を大事に守りながら拡張も続けるモンキエロは、アルバの北、ほんの5キロ先にあるカナーレ市にあります。う〜ん。コレも近くかすってるな(笑)

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Monchiero Carbone
Recit Roero Arneis 2008
モンキエロ・カルボーネ
レチット ロエロ アルネイス 2008
ロエロ・アルネイス D.O.C.G.
*アルネイス100%
*ジョバッキエーリ5/3.5

現地では、別名「ネッビオーロ・ビアンコ」とも呼ばれるほど、高いポテンシャルが注目されるアルネイス。柑橘系の白い花の香り_レモンでもオレンジでもないミカンのような香りが、日本人であるアタシには心やさしく感じマス (だからエチケットがオレンジなのか?笑) 若干の苦みを残すミネラル感もグ〜。美味しいブドウなんですね。VT06'は、 08年 l'Almanacco でオスカー獲ってます。

もぅ1つランク上の「チェク〜Cecu 」(創業者の祖父 (フランチェスコ) のアダナ) っても飲んでみたい♪と思いました。


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おぅう!ココも風景は見て走ってるはず?近く走ってたと思うとなんか嬉しいもんデス♪マルケとの州境、アスコリ・ピチェーノの10キロほど南、Torano Nuovo にあるバローネ・コルナッキア。

なんというンでしょう。無骨ともいえるエチケットと同じように、てらいのない一直線なモンプル。節くれ立った職人ジイちゃんの手のひらのように、あったかくて抱擁感のあるワインです。

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Barone Cornacchia
Montepulciauo d'Abruzzo 2005
バローネ コルナッキア
モンテプルチアーノ ダブルッツオ
*モンテプルチアーノ90%、サンジョヴェーゼ10%
*ジョバッキエーリ5/3.5


見た目は地味だが、こちらも l'Almanacco のオスカーや、ガンベロ2グラス獲ってる、美味しくてエコノミコなワイン (約千円!) ガブ飲みしても罪悪感にかられる心配はありません(笑)

そしてそしてっ!特筆すべきは、ここ、アグリもやってる!行く前に知ってたらなぁ〜(TOT)/ 大好きなアブルッツォにマルケだから、また絶対行くだろう。次回のために覚えておこっとvv


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だんだん南下してきました(笑) プーリアです。その名の通り、スペインから移住してきたカストリス家が創業者で (カリオストロ…ではない 笑)、1660年代からブドウ作りをしているプーリアでも最も歴史ある生産者「レオーネ・デ・カストリス」(現在はレオーネ家と合併)

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Leone de Castris
Zinfandel Primitivo Truppere 2005
レオーネ・デ・カストリス
ジンファンデル プリミティーヴォ トルップレ
*プリミティーヴォ100%
*ジョバッキエーリ5/3.5


ジンファンデル…というとカリフォルニアワインの代表格だが、彼の地に移住したイタリア人が持ち込んだプリミティーヴォがその始まりだと言われているそぅだ。もっとも原産地はクロアチアだそうで、人と同じくブドウも世界各国を巡り渡り、名は変われど、その地で立派なワインになってると思うと感慨深い。

こちらは色合いも凝縮度も濃く、しっかり味わえる。それでいて、いかめしい教授風ではなく、陽気な体育教師のような茶目っ気があるのが、イタリア・プリミティーヴォのイイとこなんだな♪
by giova21 | 2010-03-13 23:11 | 日々是ヴィノ三昧 | Comments(0)

ラテンなジョバのお気まま日記♪


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