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住居も畑もほんの少し。
山の緑が圧倒的に支配するなかで、場違いなほど存在感を示すモノ。それは…教会!!!!




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これは三徳検査所の近くにあった〈台湾基督長老教会 達瓦達旺教会〉
台湾基督長老教会とは台湾最大のキリスト教派(プロテスタント)で、道教の次に信者が多い。なぜに台湾で、しかも山岳地帯にたくさんの教会があるのかというと…

戦後台湾では言語政策がとられ、山岳民族も標準語(中国語)を使うよう強いられた。その時期山に入っていた宣教師たちが、彼らの言葉を使って布教を始め、民族のアイデンティティーを護ったこと。また、戦争に負けた日本の神道を信じる事に懐疑的になったこと…などが、理由の1つと言われている (by数分のネット検索により学習(笑)

とまぁ〜そんなワケで(!!) ホント〜に教会が多かったのだ。




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せっかくだから1つくらい見てみよう!と降りてみたのが、
前述の愛玉店の近くの〈天主教霧臺耶穌聖心堂〉

この辺りになると、民族もパイワン族からルカイ族に代わるのだが、2つの部族はほぼ同じ文化を持つので、教会も凝ったスレート葺きになっている。そして偶然にも、観光客にも人気スポットな教会だったのだ。

なぜって? はい、コレみたら納得するでしょう(//∇//)




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ひゃああ〜〜!!!これは何ですか!!??

なんてカラフルな、ビックリするような椅子だろう!!(@▽@)!!
一同、右向け〜右っ!!! で、目があって怖いデス。

これって、ザッ!と首を回しているのではなく、神父さまのお話に「耳を傾ける」様子を、地元のアーティストが表現、作ったものらしい。




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ちなみに後姿はこんな感じ。
最初、こちら側から見たので、一瞬、ホントに人が座ってるのかと思ったほど(笑)
それぞれ“背負った”麻袋には、聖書が入ってるんだって。

う=ぬ!偶然寄ったとはいえ、スゴイモノを見せてもらった。観光客というか、非ジモティがちっくら覗きにくるのもわかります。





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とはいえ “教会”なので、礼節は守ること。
とは堂々と言えないアタシたち。。。。。

教会が閉まってたので、開いてた窓から身を乗り出して写真を撮ってしまったから( ̄o ̄) スイマセン……。誰かいたら、中を見てみたい、写真を撮りたいと尋ねてみるとイイと思います。ハイ。





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最後は霧台の教会。これも台湾基督長老教会に属する立派なモノだ。

スレート拭きとは違う大きな石が組まれてたり、木を伐採する原住民の彫刻があるように、他と違うテイストが感じられるのは、霧台出身の芸術家、杜巴男(Du Ba Nan) が、ルカイ族の「団結と家族」をテーマに作ったため。

なんでも杜巴男氏は、台湾版人間国宝級の著名な彫刻家で、惜しくもこの教会が遺作となってしまったそうだ。他にも霧台には、彼や彼の息子たちが手がけた作品も多く見られるという。

そうです!ようやく着いたのです。霧台に!!
そして霧台は、実にアーティスティックな町だったのだ〜♪♪ は、次回に続く(๑˃̵ᴗ˂̵)و







# by giova21 | 2019-07-16 23:24 | 2019年 台湾@屏東の旅 | Comments(0)
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高く連なる山々に空の面積がだんだん小さくなっていく。
それもそのはず、標高、いつの間にか優に1000mを越えている。
そんな光景に見とれながら山道を辿ると、ようやく人家の兆しが見えてくる。

ここでもぅ1回休憩!!まず立ち寄ったのが自然派食品を扱う“佳人香草工坊”(FB)




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手作りのパンやクッキー、ハーブティーの他、山間の恵み〜香草や大蒜、生姜などを用いた商品が揃っている。それらの中には、原住民たちに昔から伝わる伝統的な製法で作られているモノもあるが、試食させてくれた緑色のペーストは、まんまジェノベーゼと同じでビックリしてしまった。

国や地域が違っても、相性のよい食材を合わせる術をみんな知っているのかな。とにかく、こんな所でイタリア〜ンな味に出会うと思わなかったわい。




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お次は、佳人香草工坊のすぐそばにある “神山愛玉”(FB)だ。
小さい看板を見逃さないように車を回す。




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店名の通りの“愛玉”店なんだけど、こちらの愛玉はひと味違う。

それは……




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小米(シャオミー) 〜粟が入ってることだ。
普段滅多に口にしない粟だけど、粟餅が大好きなアテクシ、大喜び♪♪

栄養価も高い上にダイエットにも最適…と、近年、再注目されている粟だが、モチモチプチプチした食感に、トロリとした愛玉と甘酸っぱいシロップが相まって、何ともいえず美味(//∇//)




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オマケにこんな眺めもついてくる。

標高が高いとはいえそれなりの湿気と暑さがあるけど、さっきまでいた三地門より涼しいし、下界(都市部)となら、空気の質も緑の濃さも比べものにならないだろう。わざわざ車を駆って食べに来る人も多いと聞くが、山間ドライブを兼ねて、それって大いにアリ!!って思った。

それっくらい風景も、愛玉も、目に、舌に、美味しいのだ。




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愛玉店の看板娘。赤いベストがトレードマークのお母さん。
今は子どもたちに任せているが、それまで全てを手づから作っていて、愛玉の美味しさが知れ渡ると、ちょっとした有名人になったそうだ。

私たちが日本人と知るや、記憶を紐解くようにひと言、ひと言、ゆっくり、ゆっくり日本語を喋ってくれた。親日国として知られる台湾だが、特に原住民の中では抗日事件もあった。そう思うと、こぅやって日本語を覚えており、喋ってくれるって、実はとってもありがたい事なのかもしれない。

だからか、2人共他界してしまった自分の祖母のように、身体を大事にね…と、手を握らずにはいられないのだ。ホントにいつまでもお元気で。それからね、愛玉、とっても美味しかったよ♪♪









# by giova21 | 2019-07-14 23:20 | 2019年 台湾@屏東の旅 | Comments(0)
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三地門郷を後に、我々はさらに山奥に進む。
「秘境」と言われる霧台(ムータイ)が今宵のお宿の地だからだ。

ひと昔前までは入山が厳しく制限されており、ココ〈三徳検査所〉という関所のような所でパスポートを提示、名前や目的を記入しなければならなかったほど。現在は名前を書くだけ…と簡易化されており、念のためにパスポ持参で向かったアタシたち、ちょっと拍子抜け(笑)




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あぁ〜この辺りって茂林国家風景区になるんだな〜とは、標識を見て思ったこと。

以前、不老温泉に行く途中でチラッとかすめた事があるけど、
いつかゆっくり回ってみたい所でもある。うん。




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〈三徳検査所〉までは比較的フツ〜の山道だったけど、更に進んでいくと、もぅ〜辺り一面山、ヤマ、山〜〜〜!!! まさに山に分け入る…という感覚だ。しかしながら道路は広くキチンと整備されており、対向車もほとんどないので走りやすい。

途中で風景を愛でるためにちょいと停めてみると、道路がキレイな意味がわかりました。




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この一帯は2009年の八八水害で、甚大な被害を受けた所だったのだ。

*この碑「八八風災英雄記念碑」は、レスキュー時に命を落とした隊員の功績を称えたもの。




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今は干上がった川がチョロチョロと流れているけど、
災害時は水流が激増。橋を流し、道を陥没させてしまったのだ。

もともと険しい渓谷だが、この水害のせいで地形も随分変わったんじゃないだろうか。





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今走っている国道24号線に川を渡る橋は、山向こうに住む人たちにとって、外とを結ぶ唯一の道。それが復興して、道路共々キレイになったんだね。

水害から4年後の2013年。住民から「命の橋」と呼ばれ、完成が待ち望まれた“谷川大橋”がついに開通。30階建てのビルに相当する台湾一高い橋となり、住民の生活を支えると共に、バスも通るようになって観光客も増えたんだそうだ。

正直、そ〜ゆ〜事実を後付で知ったので、例えば2013年以前だど、霧台行きたくても行けなかったはず。こう言ってはなんだけど、訪れるにはよいタイミングだったかもしれない。




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さてさて車は、クネクネ山道をさらにさらに走っていくんだが、新しくなった道路には石板が使われているのはもちろん、お馴染み「百歩蛇・百合・壺」がしっかり記されていた。きっとこの先、災害が起こらないように…と、御守りの意味もあるんじゃないかな…と思うのであった。






# by giova21 | 2019-07-12 23:40 | 2019年 台湾@屏東の旅 | Comments(0)

ラテンなジョバのお気まま日記♪


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