カテゴリ:にっぽんの休日( 357 )

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アブからの客人アントネッラは Sulmona〜スルモーナ出身。
アブルッツォ州のほぼ中央に位置し、山あいに佇む美しいこの町は、
イタリア人の祝いの席に欠かせない Confetti〜コンフェッティ発祥の地として知られている。
それは日本人が「赤味噌といえば名古屋」って発想するくらい有名デス(^^ゞ

で、なぜに定番京都観光ではなく奈良なのか?というと、
彼女が、飛鳥、弥生、奈良など(あちゃ〜順番グチャグチャ?!( ̄o ̄)
結構コアな時代に興味があると聞いたので、
奈良市内からちょっと離れた所に、車で出かけてみることにしたのだ。



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先ずはランチとして…… そう〜〜!でました三輪素麺っ!(笑)

奈良にウマイもん無し!って言われるけど、
にわか観光大使@奈良としては、コレは外せないかな…と。
それに麺類=パスタだし(違!!!)

お箸を上手に使って食べてくれ、
ちょっとクセがあって心配だった柿の葉寿司(これも奈良名産ね)も、
美味しい美味しい♪と言ってくれてひと安心!
アタシ自身も久しぶりに「外」で三輪素麺を食べたよ〜♪




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でもでも単にランチしにココ、山本に来たワケではない。
こんなことできるなんてラッキ〜♪と、
思わず手を打ってしまった手延べ素麺づくりが体験できたからだv

さっそく2日前に予約の電話入れたところ、
材料の用意の問題で、今からでは難しいと言われてしまった。
HPでは1週間前と書いてあるのでムリは承知だったけど、ひとつ粘ってみた。
いはく、県外者と“外国人”を連れて行きたいんだと…。
うわ〜〜!姑息!!! (//∇//) でも事実やし。

しかし、モノは試し。ダメもとでも言ってみるもんである。
材料の確認をした上で、大丈夫です!と、折り返し連絡をくれたのだ!!

三輪素麺山本さん ホントにありがとうぅう〜〜!!!

かくして、みんなで素麺延ばしを体験するこができましたv
しかも、ゆっくりできるよう「貸切」で。




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壁にかけてあった半被を目ざとく見つけ、着てもいい?と聞くアントネッラ。
後で判明したのだが、彼女はコスプレイヤーだった(笑)

いやいや、よぉっく似合ってるよ(๑˃̵ᴗ˂̵)و




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作り方はコチラを見ていただくとして、
身近な食材だけど、想像以上に手間がかかってる素麺。

これが手延べする前の「種」で、最適な状態になるまで寝かす(熟成)必要があるという。
だから急に言ってもムリなんである。

長さはまだ10センチほど。ムーミンのニョロニョロみたいでなんかカワイイ。
これをどんどん延ばし延ばしていくんだね♪




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巻き付けてあるだけじゃなく“ねじり”が入ってるのがミソ。
理由は後で判明v

この太さだとまんま“うどん”やな〜って思ったら、ズバリ、うどん!なんだって。
つまりは「太さ」で呼び名が変わるのだ。
ええ〜そんな単純な事なの?!と心の中で叫ぶ日本人、若干1名(笑)

JAS規格によると…
うどんは長径1.7mm以上。そうめんは長径1.3mm未満。
これらの中間にあるのが“ひやむぎ”であり、
“きしめん”に至っては「厚さ2mm未満」となっている。


身近なトリビア、ゲ〜〜ット!!! した気分だわ(笑)




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本来は4〜50センチほどのモノから始めるんだけど、
その前、ニョロニョロから延ばす行程をアントネッラが特別体験!

ご覧のようにかかとをつけ、足のつま先で棒を押さえ、垂直に上にひっぱりあげる。

きゃ〜ムリ無理!!! と言いながらも奮闘するアントネッラ(笑)
がんばれ〜がんばれ〜〜♪♪
ブラバ〜♪♪ ほらほら、だんだん延びてきたよ〜!!!

この後、自分たちも実際やってみて、結構大変(楽しい)な事を身を持って知ることとなる。
ってことで、続きはつづく…








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by giova21 | 2016-10-09 23:43 | にっぽんの休日 | Comments(0)
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ローマを有するラツィオ州のお隣にあるアブルッツォ州に行ったのは、
はるか昔に感じる9年も前のこと。

大きな国立公園が3つもある山岳地帯に、アドリア海に面した蒼い海岸。
モンテプルチャーノ・ダブルッツォに代表される芳醇なワインにあわせるのは、
このアテクシを悶絶させた世界一うまい羊だ。

そっと愛でていたくなるような美しい町や村もそこら中にあって、
イタリアのステキは地方に詰まってる!と改めて実感した旅でもあった。
*詳しくはコチラを参照くだされ

自然にも、海と山の幸にも恵まれたアブルッツォ州だが、
残念な事に日本での認知度は高くない。
本国ですら、友人のダンナ(生粋のローマっ子)をして、
なんでまたアブルッツォに行くんだ?と言われる始末である( ̄o ̄)

が「東京=日本」じゃないように、
ローマが、ミラノが、フィレンツェが =イタリアではない。

ほんの数日回っただけ。ほんの触りしか知らないアタシだけど、
たまたまローマで生まれたローマっ子に(笑)
鼻先でアブ(ルッツォ)の事、軽く言われるのはなんか口惜しい。

だから密かにアブを応援してるし、彼の地に留学経験のある友人U子も、
アブの魅力をもっと知って欲しいと、精力的にアブ情報を発信している。
現地に飛んだ彼女たちを、アブのTVが取材に来るほどで、
今やアブと日本の架け橋になっているほど。


ちなみにお江戸、西早稲田には、日本唯一のアブルッツォ料理店がある。
シェフは日本イタリア大使館で5年間務めた実力者で、もちろんアブルッツォ出身。

TRATTORIA DAI PAESANI トラットリア ダイ パエサーニ

ああ〜食べに行きたいな〜(TOT)//

うへえ〜なんかむっさこさプロローグが長くなってしまった。。。。
これから何が始まるか?!てぇ〜と、そのアブルッツォからお客さまが来たので、
U子たちと奈良をご案内したワケでごじゃります。

それはまた次回に……(^^ゞ







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by giova21 | 2016-10-08 23:57 | にっぽんの休日 | Comments(0)
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月またぎしちゃうけどおっつかないから、まぁ〜イイや(^^ゞ

皇室にもゆかりの深い秋篠寺
久しぶりに行ってみました。



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この日は祝日だったのだが、ほとんど人がおらず、
安らぎと静寂が境内を支配している。

いいな〜〜この空気感♪♪
心身の不浄物が流されていく。




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若い女性が1人で回っていたが、
ひとりそっと噛みしめたい古刹が、奈良にはたくさんある。

京都に比べると、観光誘致がヘタクソな奈良だけど、
このままでイイんじゃないか…と思う。




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という秋篠さんはスペシャルな前菜で、メインはこちら。

またまた台風接近で、見るからに雲行きがアヤシイけど、
お天気なんとか持ってくれ〜!



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全然知らなかったけど〈さわかみオペラ芸術振興財団〉というところが、
毎年、なんらかの催しを執り行っており、
今年はボローニャ歌劇場が、奈良の平城宮跡で野外オペラをすることになったのだ。




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見よっ!!!
トゥーランドットを演る上で、これ以上素晴らしい、適任な場所があるだろうか?!
スラバラシイィ〜〜!!! (≧▽≦)//

おまけに1番安価な席(¥2000)だったのに、こんなに近い!
なんかとっても得した気分(//∇//)

コーラス隊も100人以上のっていただろう。
お馴染みピン・ポン・パンも、ソリストたちもたいへん良いデキで、
重厚かつドラマティックに始まり、進んだ舞台だったのだが。。。。




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2幕の終盤頃から、なんとか、なんとか持っていた空から、
これは傘ナシではツライわな〜という雨が止むことなく降り始めた。

残り1幕。トゥーランドットといえばコレ!な名アリア
〈誰も寝てはならぬ〜Nessun dorma〉は3幕、これから!である。
が、ソレを聴くことなく中止になってしまったのだ(TOT)//

主催者側は演りたかっただろうが、屋外なので楽器は濡れるし舞台も滑る。
フルコース食べに来て、メインはございませんのでお帰りください…って
言われた気分だが、仕方ないよな〜ってな雨であった....

トゥーランドットは何度か観てるからそう納得できたけど、
初見の人はかわいそうだったと思う。
→後日チケットの払い戻しが行われた。



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ご覧のようにオケピなんてない。もちろん。
この状態でフツ〜に雨降られたら、演奏できないよね。

真ん前が客席のフリーダムな場所なので、幕間に観客と記念撮影してる人や、
誰かボクに話しかけてよ〜ってな感じでうろついてる人もいて、
あぁ〜イタリア人やな〜って笑っちゃった(^^ゞ

でもでも中止が決まり、濡れるわ冷えるわで、帰途につく途中、
温かそうなバスの中に、きゃつらは既に全員集合していたという事実。
早々に白旗あげてギブしてたんだね(笑)

ま、アタシが奏者だったら、最後まで演りたいと強く願うけど、
それより何より、相棒の楽器が濡れておシャカになる方がイヤ!絶対。
だから仕方ない。なにもかも。

それより早く身体を温めたい!
いよいよ雨が激しくなるわ、行きつけの店は満席だわ、で困ったけど、
最後の砦が空いてたので、とにかく酒っ!酒くれ〜〜!!(笑)
あったまるにはアルコールが1番!そして美味しい季節になったねvv







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by giova21 | 2016-10-02 23:07 | にっぽんの休日 | Comments(0)
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この日は、不肖アテクシの誕生日でありました(^^ゞ
友だちがいきたいとこ行こか〜?と言ってくれたので、
先日訪れてかなり気に入ったエキスポシティのOrbi に行く事にした♪♪
台風続きで天気も不安定だったので、雨降っても大丈夫だし。



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ランチは得意の外飲みで♪♪

並んでまで食べたい店はないけど、
イカリエノテカなどテイクアウトできる店は充実してる。
友だちが持ってきてくれたワインで、とっても良い気分になれた。
この季節の外飲みはサイコ〜♪♪だな。

そ〜ゆ〜人が多いのか、エノテカには「外飲み用」のプラコップまで用意されてて、
今度から手ぶらで来たらいいね!って呑兵衛の算段が決まってしまった(笑)




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さて、メインイベントのOrbi.
ゲーム会社のセガと、英国BBCの映像コンテンツがタッグを組んだたけあって、
「見せ方」「感じ方」にいろいろ工夫があり、「オトナ」でもすごく楽しめた♪♪

ブーム?!もちょっと落ち着いたのかな。
平日だったこの日は、ガラガラといっていいほど空いていたので、
お気に入りのアトラクションを何度か楽しむこともできた。

入場料がちょっと高いな…とは思うけど、
暑い、寒い、雨降ってる…な時に重宝できる屋内施設だと思う。

ただ、こ〜ゆ〜映像エンタメ系って、今は「最新技術」を駆使してるのかもしれないが、
毎分毎秒、進化を遂げてる世界でもあり、私たちもその事に敏感である。
例えば3年後も今と同じでは苦しいのではないか…と思った。 ←出ました ナニ様発言!




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この後、新地の店を予約してるから…なんてビックリするような事言われ、
「??」と、ついて行ったら。。。。
仕事終わりに集まってくれた友人たちも合流したサプライズ焼肉会がっ!!!

キャ〜〜!!! なになにコレ?! ありがとぅう〜〜!!!! (TOT)//

に、肉が厚いっ!!! オイシイ〜〜!!!




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しかもケーキまで!!
この店の…ではなく、他で用意して店の冷蔵庫に置いておいてもらったのだろう。
(だけど皿やフォークは焼肉店のを出してもらう(笑)

いやはや、ホントにありがとう〜〜〜っ!!!!!!

ぶっちゃけ「何か企んでるな」とは薄々感じてたが、
(だいたいどの店に何食べにいくかナイショなんて今の今までなかったので(笑)
実体感するとこの上もなくハッピ〜♪♪である。

こらぁ〜アンタたちの時もビックリサプライズしなきゃね!なんていったけど、
2月生まれが3人もいて、アタマを抱えているアテクシであった( ✧Д✧)//




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by giova21 | 2016-09-21 23:44 | にっぽんの休日 | Comments(0)
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刑務所見学の後は……
きゃわいい鹿たちに会いにいこう♪

人馴れしてる…というか、せんべいちょ〜だい、ちょ〜だい♪とお尻をつついてくる。
おいこら、それセクハラやし!

そして、外国な観光客もいっぱい!
京都ほどではないにしろ、奈良の風景もいろいろ変わってきたなぁ〜。




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そして…
ちょうど興福寺の三重・五重の塔がダブル拝観できる時だったので、見てきました。

昨今、CLT(クロス・ラミネイテッド・ティンバー)という木材の集合建材が注目を浴びており、
今春、ケンブリッジ大が「80階建て木造ビル」の実用的な図面を発表したんだと。

「CLT」の事知らなかったから、80階建てなんてンなアホな!って思ったけど、
(全てがCLTでなくても) 欧米諸国では既に「木造(高層)ビル」はトレンド。
次々と考案、建設されてるそうで、そ〜なんだ〜!とビックリした。

でもでも、五重の塔なんてまさに「木造ビル」そのものじゃん!
高層だけでなく低層建築物〜例えば東大寺大仏殿は、
世界最大級の木造建築物だし、築300余年!経ってもビクともしてない。
日本くらい木造高層建築技術が優れてる国ってないんじゃないか。




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そういえば東京五輪のメインスタジアムも木を多用する造りである。
設計者の隈研吾は、以前働いてたお隣さんが建築関連だったので、昔から名前は知ってたけど、
今やフランス芸術文化勲章を授与されるほど高名な建築家になった。

改めて彼が手がけた作品を見てみたら…
しかも、台湾の本店まで行ったことのある 微熱山丘〜SunnyHills ではないかっ!
→ アタシにはちょっと大きすぎるけど美味しいよ♪

パイナップルケーキじゃなく何の話だっけ?(笑) そうそう、五重の塔。木造ビル。
通りからヒョイと見えるビルが木造だったら、景観的にも心情的にもホッコリしそう。
今まで、ブレードランナーみたいな世界が未来の景色と思ってたけど、
これからは「木造都市」を夢見てもいいのかな。




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って、またむっさ脱線〜〜!

ちゃうやん!鹿と遊んで、塔を見学した後、
県外者を案内する時に必ず連れていく今西清兵衛商店へ向かったのであります。
知ってました?奈良って日本酒発祥の地と言われてるんデスよ♪

こちらでは試飲用の猪口を500円で購入すると、5種ほどのお酒を利けるので、
「酒好き」な友人が多いアテクシ、大いに重宝している(笑)
この日は珍しく空いていたからか、1種余計に飲ませてくれました(//∇//)




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猪口は四季にあわせて色味が4種類あり、全部揃えるために通う人もいるそうな。
でね、わかるかな〜 底に “春「鹿」”が彫られてて、とってもカワイイのだ。
これはお土産として持ち帰れるし、肴として出てくる奈良漬けも美味(珍味な燻製奈良漬けも!)

酒飲みにはちくと足りないかもしれないが、十分ホロ酔いできるし、
ワンコインなので、かなりお得感がある。

そういえば去年、正倉院展(今年は10/22から)に行く前に、
ここはもちろん、他にも日本酒飲み巡りして
展覧会場で「立ち寝」しそうになったが(笑)今年もやってしまいそうだわ。
ってことは、昼飲みできる店がたくさんある(笑)
鹿だけでなく日本酒をたしなみにも奈良へどうぞ♪

自分的備忘録のため。次回行くために....メモメモ....
あ〜〜でも、もぅ1度行きたい!って店がどうしても思い出せない。
きっと最後に寄った店だから、相当イイ気分だったのかも。。(//∇//)


で、日本酒を飲むと喉が渇く。小腹も減ってきた → ビールを求め居酒屋で〆
1日よく勉強し?! よく歩き、よく遊びました♪♪




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by giova21 | 2016-09-17 23:44 | にっぽんの休日 | Comments(0)
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刑務所なんだな〜と思う瞬間。
ココから一切の撮影はNGである。
ということで、施設内見学の様子は「文字中継」で!!

入ってすぐ、屋外に展示されている江戸時代に使用されていた木造獄舎が目に入る。
一瞬、映画のセットみたいに思うけど、実際使われていたものである。
年期の入った汚れにドキっとする。
続いて、狭いが案外快適そうな独房見本や、作業場などを順路に沿って見て回る。




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全体像はこんな感じだ。
収容練が放射状に5つ伸び、その中央に監視練があり、さっきみた「修道院」(!!) に続いている。

ほんの一部しか見れてないが、とても広い上に重厚なレンガ建築が並んでるでしょ?
建物の陰から、映画 La vita è bella でオスカー獲ったロベルト・ベニーニが、
今にも両手両脚そろえて歩き出してくるんじゃないかと思った(^^ゞ

とにかくっ!!カッコいいのだ!



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貴重な遺産だから某所から写真とってきちゃった。ゴメンなさいっ!!
と言いながら説明する……続ける図太いヤツ( ̄o ̄)

柱がなく、一直線に伸びる収容練は2階建てになっている(右上:1階)
このため、中央の監視所から5本全ての廊下を見通すことができるのだ(右下)
木造のドアはほとんどが当時のままらしく、部屋番号もタテ書き漢数字である。
また、2階廊下には明かり取りのすき間が設けられている(2階(左下)とその階下(右上)
中央監視練(左上)や2階にも天窓があり、収容練とはいえ、自然光に充ち満ちている。

これだけ窓が多い刑務所も珍しいそうで、山下が受刑者の心を慰めるために、
『刑務所建築』と対極の『神殿建築』の機能を取り入れたからではないかと言われている。
そらそうだよね。暗いより明るい方がいい。それも電気じゃなくお天道さまの。

という、美しさを兼ね備えつつ、機能的で、所内の人たちにも配慮した素晴らしい建築物なのだ!

ちなみに、設計者の山下啓次郎は、ジャズピアニストの山下洋輔 の祖父でもある。
芸術家の血は受け継がれていたんである。




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他にも珍しいところでは、職業訓練の一貫である「理容科」で、
実技実習の場として「若草理容室」という理容室が所内に設けられている。
イスや鏡など、まんま下町の床屋さん!ってな風情で、なんと一般の人も利用できる。

開設当時から約60年もの間、ジモティに愛されてきた理容室も
刑務所の閉鎖と共に、その歴史を閉じる。
歴代の制服も、古いヘルメットも、時計も、看板も、この後、どこに行くんだろう。





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建物自体はまさか取り壊す事はしないだろうが、
どんな風に活用されるのか、まだ未定なんだそうだ。

ホテルが少ない奈良のこと。「監獄ホテル」なんて案も出てきてるそうだけど、
それもいいと思う。部屋はたくさんあるからね(笑)

ただし、変に手を加えられないよう、まず「重要文化財」に指定してほしい。
ってか、まだなってないの〜?!これだけ歴史ある建築物なのに〜!

健さんの映画で有名になった「網走刑務所」なんて、
旧建造物をまんま博物館にして、今や観光名所になってるのに(行ってみたい!(笑)
しかもこっちは、今年、重文に認定された。
う〜ん!奈良もがんばるのだ!網走に負けてないから、全然。

生まれ変わる「その日」を、アタシは、本当に心待ちにしている。






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by giova21 | 2016-09-16 23:45 | にっぽんの休日 | Comments(0)
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刑務所が一般公開される「矯正展」たるものを知ったのは2年前
すこぶる楽しかったので、毎年堺に行ってるんだけど、
今年は是が非でも奈良のソレに行きたかった。




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いつも矯正展に行くメンツと、これでも早く行ったつもりなのに…
しまった!スゲエ人だぜ!




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奈良会場となる「奈良少年刑務所」とは、
明治41年(1908年)に建てられた重厚なレンガ造りの建物が印象的で、
以降、100年以上に渡り現役施設として利用されている。

同時代、他府県にも堅固な刑務所が建てられ、明治の五大監獄と呼ばれたが、
「今も」遺っているのは唯一この奈良のみ。つまり…現存する最古の刑務所なんである!

ところが、建物の老朽化や耐震化などの問題で今年いっぱいで閉鎖されることになったのだ。
ってことは、今年は最後の矯正展。

建築学的、芸術的、歴史的…もぅ〜その他モロモロに貴重な建物を、
最後にひと目見ようとしたアタシたちのような人が大勢やってきたンですね〜これが(^^ゞ




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見よっ!! この立派な表門(ひょうもん)を!スゴイなぁあ〜♪

五大監獄の全てを手がけた山下啓次郎は、
設計にあたり、欧米30ヶ所以上の監獄建築を視察。
そこここに、先進的な技術や意匠を取り入れたそうだ。

なるほど〜!ドームがくっついた塔を表門にあしらうなんざ、
ハイカラな明治時代でもビックリされただろう。日本じゃないみたいだしね。




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表面的な美しさだけでなく、基礎もシッカリしてる。

レンガ塀や建物の壁。色の濃いレンガが下方に積まれているが、
これは塩を混ぜて特別に強度を高めたレンガを使用しているからだとか。

100年以上ビクともしなかった秘密もちゃんとあるのである。




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中に入ればまたまたスバラシイ〜♪♪
も〜これ、欧州の修道院じゃあ〜ないですか?!(笑)

しかしよくよく見ると、レンガ塀に瓦というこれまたステキマッチング♪
言われなければここが刑務所とは誰も思わないだろう。

この中央事務練の内装もまたスバラシイらしく、
矯正展以外でも、ちょこちょこ見学ができたようだ。
今となってはそれも敵わぬ夢。思いっきりしまったなぁ〜〜(>_<)//




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いつも行ってる堺のソレに比べると、矯正展としての規模は小さい。
それでもすごく賑わってたし、人気のマル獄シリーズも、もちろん、ある。
飲食な出店も多く、我々も入ってすぐ団子だ、餅だ、お好み焼きだ…と食べまくる(笑)

だってね〜朝早かったんす。奈良9時集合です。
お腹が減って当たり前っしょ?!(^^ゞ




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「奈良=鹿」って図式はわかるけど、鹿キャラが多すぎて、キミいったい誰なん?!
こたえ= 奈良地検広報キャラクター「なっち」

カワイイよ♪ かわいいけど、地検にゆるキャラが必要なのか?!
と、盛大に(心の中で)つっこみながら、いよいよ内部な見学と参りましょう♪




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by giova21 | 2016-09-15 23:27 | にっぽんの休日 | Comments(0)

GOGO!! ニフレル 2階編

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さぁ〜ニフレル2階編です。

一体どんな動物たちがいるのか全然知らなかったので、
カバは許すとして(?!)立派なホワイトタイガーがいてビックリ!

外に張り出す感じで設けられたキャットウォークを歩くと、
ムニ〜ッとした、しかし巨大な「肉球」を真下から見ることができマスv




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そしてココがニフレルのキモともいえるフリーゾーン(って言っていいのかな?!)
ひゃあ〜ほんまに柵がないんだ!

と、ワオキツネザルが我が物顔でフロアに降りてきてチョコン♪




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ワハハ!!こりゃあ〜スゴイ!!

ひねくれ者の友人は「一応飼育されてるんだから完全な野生動物ではない」なんて言うけど、
それでも「半」野生動物が、こんな近くを自由に行き来してるんだよ?
それも、まったりウサギやはみはみヒツジじゃない。ぴゅんぴゅん動くワオキツネザル。
こらちょっとしたサプライズである。

お触りはNGで、常駐スタッフが1mは離れるようにと注意を即すが、
子どもはもちろん、オトナも釘付け!スマホなカメラの嵐である(笑)





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まるで囲み取材。
ワオ君もわ〜〜お!とビックリ(笑)

そ〜だな、こんなに人慣れしてるなら、野生率クォーターってとこかな?!
でもやっぱスゴイわ。

でね、頭上を南国らしいカラフルな鳥がパタパタパタ〜〜って飛んでいくの。
もちろん「生」で(笑)





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コレだって、あまりに完璧に納まってるから一瞬「作りもの」って思うでしょ?!
でもホンモノのフクロウ(アナホリフクロウ)なのです。

よくもそんなフォトジェニックな場所選んだもんだわ!と感心する。




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ワサワサ〜って羽を広げると、優に3mはある。
で、デカイ!でかすぎる!

クチバシはまんま凶器だし、決して笑わない鳥の目って結構コワイ。
……ってところまで観察できる。

後には、他の小鳥たち用の止まり木が用意されている。
だから希に、鳥の糞が降ってくる…ってこともあるらしい(笑)




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出てきてくれたら熱烈大歓迎だったのに、ご飯の時にしか動いてくれないカピバラ

ってか、今、正規の大発見!したんだけど。。。。。。

カピ じゃなくて カピラ  

パイナップルの「パ」 巴里の「パ」 パトカーの「ぱ」ではなく  
バナナの「バ」 薔薇の「ば」 バイキングの「バ」だったのね!!!

ひゃあ〜〜〜今の今まで カピパラ と思ってたわ〜〜
濁らない方がカワイイと思うんだけど。。。

じゃなくて……



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数は多くないが、他にも「見せ方」にひと工夫されたいろんな動物がいるよ〜♪
水生生物も悪かないが、アタシはやっぱ動物の方が好きだな〜。
ことぅめカワウソとかラッコとか、多分1日中見てられると思う。
このフロアだけ後で再入場して、もう一度来ちゃいました(^^ゞ

いやいや 楽しかった!!

思ったより狭い…ってかコンパクトだったけど、
今までにない展示方法はとても新鮮だったし、オトナも十分楽しめると思う。

もちろん子どもの勉強?!にもいいと思う。
手綱を引き締めておくのは大変…だけどね(笑)
→翌日、筋肉痛になっていたという事実( ̄o ̄)// 母親ってホント偉大だわ。




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オト〜サンが喜ぶ GUNDAM SQUAREもあるよ〜
アタシものぞいてみたかったわ〜(笑)

とにかく全体の施設〜 EXPOCITY はとっても広いので、1日楽しく遊べるでしょうv
次はOrbiに行もってみよっと♪




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オマケ
ガチャポンが大好きな子どもたちに混じってアタシも1発!
さすがタロウのお膝元。こんなシリーズがあるんだね! コップのフチの太陽の塔




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by giova21 | 2016-09-02 23:05 | にっぽんの休日 | Comments(0)

GOGO!! ニフレル 1階編

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長期の上海赴任が終わった友人が日本に戻ってきた!
生まれたてを抱っこしたお兄ちゃんがこんなに大きくなって、しかもカワイイ妹までいる。
いやぁ〜月日が経つのって早いわ!

で、どっか行こう!ってことで「オトナたち」の圧倒的賛同を得て決まったのがニフレル
子どもをダシにして、みんな行ってみたかったんデス(笑)

これでもオヤヂと子どもにはモテるアタシ。
2人もよくなついてくれて、オバサンうれしかったよ〜(//∇//)




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最初のゾーンは明るくて、2人もご機嫌で見てたのに、
2つめの部屋が暗くて怖いと、お姉ちゃん大泣き。
子どもの「地雷」はどこに潜んでいるかわかんない。

ひええ〜〜泣かんといて〜〜(>_<)//
ママはどこ?こら、タッチ交代である。




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その間にちょっと見ておこ〜っと♪♪

ゆらゆらクラゲに、ニモ。
見れば見るほどキモくてフシギなタツノオトシゴ etc.......

照明を落としてるのは、生物の形態をよく見せるための仕掛けのひとつなんだけど、
ホントいろんな色やカタチしてるんだね〜。
子どもたちは宇宙人でも見てるような気になったかも。




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写真ブレてるけど…… 

石原◎とみも真っ青なドーナツ唇に、ツノっこ黄色。
なんな〜〜ん!アンタ!と、見てるだけでワラけてくるこの愛らしさ♪
万がいち魚を飼う事があったら絶対この子にしよう!と思ったほど気に入っちゃった!

コンゴウフグって言うんだってv
でもって、リンクに載ってる幼魚の動画見てまた大笑い。

その二等身 カワイスギル〜〜!!!(≧▽≦)!!!

正面くるとダースベイダーのメットみたいにも見えるけど、とにかくカワイイ♪
でも成長すると30cmになることもあるみたい。
そこでようやく「冷静」になりました。アタシ(^^ゞ
安易な発想で生き物を飼ってはいけないのです。




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こちらはアマゾンに生息する、その名も水玉模様(ポルカドット) なエイ(スティングレイ)
ひえええ〜〜なんて見事なドットでしょう!

ロイヤルアスコットでコレのっけたらさぞかしオサレだろう。
是非とも草間弥生先生に実装して欲しいものである(違!!)

奥に見えるのは大阪のオバチャンが大好きな「ヒョウ柄」のエイ〜ヒョウモンオトメエイ
どっちもスゴ〜スゴ〜!!神さまって偉大なアーティストだわv

が、派手な色や模様を持ってる花や生物は、毒を持ってる証だと言われている。
この二匹も毒針を持っているので、
どっかでバッタリ出くわしたら、そっと遠くから眺めるのが正解である。




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ふぅう。。。。。
ココでちょっとひと休み……とはいかない子どもたち。

アタシですら、ちょっと息切れ。
リアルな家族連れは大変だろうな〜〜(TOT)//

次回 2階へつづく……






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by giova21 | 2016-09-01 23:01 | にっぽんの休日 | Comments(0)
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アタシはお湯巡りが大好きで、月に2〜3回はトプン!を楽しんでいる。
今の主流、お風呂がたくさんあるスーパー銭湯なら、よゆ〜で3時間いれるし、
ジモティ度MAXな名湯地の総湯や共同湯にごめんなすって!と入るのも好き。
そして、番台が残る下町銭湯も大好物だ。

特に京都市内には、昔ながらの風情ある銭湯が多い。
錦市場のすぐそばにある錦湯に、浴室内に金魚が泳ぐ水槽がある桜湯などなど。
挙げだしたらキリがないほどだが、その中でも特に有名なのは船岡温泉だろう。

以前久しぶりに行ったら、露天風呂が白人だらけで腰を抜かしたことがある( ̄o ̄)
以来ビビって足が遠のいてるが(笑) 名実共に京都NO.1銭湯であると思う。

そしてそして…大阪も負けちゃいない。
京都に船岡温泉があるならば、浪速の下町に源ヶ橋温泉ありっ!!!
マニアには知られた銭湯で、以前からず〜っと行きたかったんだよね〜♪




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商店街の横道からツイと入って飛びこんでくる、このアバンギャルドな外観ってばだぅよ?!

「入浴」にかけてニューヨークは自由の女神が (おいお〜いっ!)
屋根の上には、オマケには十分すぎる金のシャチホコがエビぞっている(おいお〜いっ!)

ちなみに…自由の女神が持ってるのは本来のトーチではなく「温泉マーク」なのだ。
遠くて確認できなかったけど、コレ↓↓↓ね。

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ワハハ!!!(≧▽≦)!!!!


エエなぁ〜エエなぁ〜〜この自由さ、発想、やっちゃいました感。
きっと…じゃなく絶対!京都では「許されない」ハジけっぶりである(笑)




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しかし しかしっ! 侮るなかれ!

築80余年経つ建物は、銭湯として初めて国の登録有形文化財に登録されているのだ。
先に述べた船岡温泉も同じく登録されているが、源ヶ橋温泉の方が早い(๑˃̵ᴗ˂̵)و

その差「5年」だけど、どうだ!都人よ!




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入口回りは結構フツウな作りである。

が、よくよく見ると、模様の入ったすりガラスに、Rな曲線を描く建具が、
モダンで粋な昭和レトロを密かに主張している。





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さ!誰もいないうちに撮りまくれっ!!!(笑)

脱衣所はとても広く、隣とを仕切る壁は一面ガラスになっている。
凝った意匠の格天井からシャンデリアがぶら下がり、外観に負けない和洋折衷様式だが、
それがフシギと居心地のイイ空間を醸し出している。

でもって、振り返ると……

坪庭が〜〜〜!! ワンダホ〜( ✧Д✧)//



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天井が高くとられた明るい浴場も開放感いっぱい!
そのわりには必要最低限の浴槽しかないので余計広く思える。

これは当時のままなのだろう。浴槽(大)と床が、タイルじゃなくて「石」なの♪♪
つまり床は「石畳」 こ〜ゆ〜のあんま見かけないよね。
ツルツルタイルとは違う石のヒンヤリ感が、足裏から伝わってイイ感じである。




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水風呂や薬草風呂、スチームサウナもあるし、
時間が早く人も少なかったので、1時間以上トップンしてしまう。
だってね「とても気持のよい銭湯」だったからだ。

「清潔=ピカピカ」だけじゃなく「手入れが行き届いてる」って意味も含むと思う。
古い施設は、とにかくメンテが大変だと思うんだけど、
その点こちらは、浴室はもちろん、いろんな所がちゃんと「手入れ」されており、
ああ〜大事にされてるな〜!という印象を強く持った。

それはきっと、利用するジモティも同じ。
浴室も脱衣所も、そこらへんのスーパー銭湯よりずっとずっとキレイだったよ♪




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あぁ〜〜よい湯、よい銭湯だった♪♪
と、、、すっかり夜になっちまった(^^ゞ

昭和初期の大阪には、現代のスーパー銭湯の“はしり”のような、
劇場やダンスホールを併設し、庶民の憩いの場となった「三大温泉」と呼ばれる銭湯があった。

美章園温泉(大阪市阿倍野区)、潮湯(堺市)、そしてこの源ヶ橋温泉である。
(源ヶ橋温泉も以前は2階にホールがあったそうだ)
先の2つも登録有形文化財に登録されていたが、今は廃業してもうない。

これは恐るべき事実である。
文化財だからといって安穏ではなく、国から支援があるワケでもない。全て保有者任せ。
たった440円ポッキリの銭湯料金でそれを維持しているのだ(>_<)//
そのうえで、貴重な文化財に「入れる・浸かれる」のである。
なんてありがたい事だろう。。。

そのご苦労や努力を思いつつ、しかし、
残された唯一の宝を、どうか後世に遺していって欲しいと切に願うのであった。
また入りに行くからね〜っ!

*潮湯の別館は移築され、温泉旅館になっている。
設計者は東京駅や中之島公会堂を手がけたあの辰野金吾である。










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by giova21 | 2016-08-27 23:52 | にっぽんの休日 | Comments(0)

ラテンなジョバのお気まま日記♪


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