感動をありがとう!北京五輪 〜その4〜
2008年 08月 21日
思うに、沢や池田のような圧倒的な求心力(キモチ的に)を持つ選手が男子界に見あたらない。ウマイだけじゃダメなのだ!とにかくA代表も含めて男子は大問題やわ!
◎日本中を感動させたソフトボールの金メダル。ピンチになると「どうぞ、アタシの前に飛んできませんよぅに…」と思ってたようなへっぽこ選手だったあたしだけど、コレにはホントにホントに感動、コ〜フンした。感極まった宇津木元監督の絶叫聞いた時は、目頭の温度が急上昇!ヤバかったデス。
◎2日間、3連投、413球を投げ切り、五輪3連覇の強敵、リーグ戦では、5回コールド負けという屈辱を味わったアメリカを粉砕した「炎のエース」上野由岐子。彼女が立つマウンドには、番場蛮よろしく、燃え立つ気迫の陽炎が立ち上っていたに違いない。ほんとぅおぅうにスゴイ!今書いてても胸の奥が熱くなってくる。いやホント。
もちろん、彼女ひとりでは勝つことはできない。五輪最後となるかもしれないこの試合に、ケガのため出場できず、スタンドで応援した“世界一のショート”内藤恵美が、ベンチに、グランドにいる1人ひとりが「絶対ゼッタイ絶対勝つんだ!!」というキモチで挑んだ結果。野球で金メダルとった韓国にもソレがあった。日本には……
◎そして最後にでっかいサプライズが待っていた!男子400リレー銅メダル!!80年振りとかそんなんどうでもイイから、とにかくスゴイったらスゴイ!1人ひとりがバトンを、気持ちを繋いだリレー。夢を運んだリレー。レース自体は一瞬に過ぎてしまったけど、抱き合う4人の姿は永遠に続くかと思った。おめでたぅうう〜〜!!
◎36歳、朝原は「絶対気持ちで負けたくなかった」と言っていた。そう、そうなんだよね。浜口父が叫ぶ「気合いだ〜気合いだ〜」は、まさに金言。最後にモノ言うのは、気合い、気迫、気力、何と言ってもイイが“己の気持ち”なんである。そしてその事を、感動と共に、オリンピックのいろんな競技から改めて教わったような気がする。
みんなみんなありがとぅう〜〜!!!(TOT)/