巨星散る
2007年 09月 08日
このインビクタって、イタリア人の中高校生が必ず!ってイイほどしょってるカラフルなリュックなんだけど、それを壮年のおじさんがしょってるのはちょっとお茶目だったな。って思わず言ってしまったら「違う違う!コレは息子のなんだ」って照れてたけど(笑)
北京オリンピックの現場指導しに行く技師という彼と、そのうち
「ボクのイトコはオペラ歌手でパヴァロッティと一緒に歌った事もあるんだ」という話になり
「パヴァロッティももう歳だよね〜」「今幾つなんだろ?」
「トリノオリンピックん時に歌ったね〜」「彼の後継者は誰だと思う?」
「う〜ん、アンドレア・ボチェッリかな?」←彼が言ったんデス
注:こんなにスムーズに会話はできてません…念のため(笑)
享年71歳。歌えるかどうかは別として、早すぎる死には間違いない。そんなに聞いた事ない私だが、艶やかに光輝くビロードのように豊かな美声は、三大テノールの誰よりも好きだった。i-Tunesにもちゃんと入ってるから、今一度、感慨深く聴いてみよう。…といいつつ、今かけてるのは〈パヴァロッティの後継者=ボチェッリ〉(^^ゞ
後継者というのはちょっとジャンルが違うんじゃないのさ?とも思うけど、失明というハンデを乗り越え、それでも歌への情熱を育んできた彼の人となりが、パヴァロッティ張りの豊かで甘い歌声に溢れているように思う。私はとてもスキです。
音楽でまだまだイタリア旅行の余韻を味わえる。う〜ん、しばらくコレでいってみよ〜!(ホントはロックの方が仕事はかどるんだけど…ね)