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(予習が活きて)見応えいっぱいだった“魔笛”

行ってきあしたっ!佐渡 裕芸術監督プロデュース、オペラ「魔笛」。チケット買ったのが春頃で、公演までまだまだやなぁ〜と思っていたのに、月日の経つのはホント早いですなぁ〜。今日が「楽」だったので、補助席があちこちに出てる人気ぶり。日本人と外国人とのダブルキャストだったので、通な人はきっと2回観にきてるんだろうね。

ココには何度か来てるけど、1階に座ったのはみんな初めて!で、思わずキョロキョロ挙動不審になってしまった(笑)なんていうか良い席すぎて落ち着かない感じ(小市民)おうぅう!下から見上げてもやっぱりこのホールはとってもキレイで立派デス!

イタリアやウィーンとかでオペラを何度か観た事はあるが、天井桟敷で舞台が小さかったり、爆睡してたり、意味わからんかったりして「ホントに真剣!」に舞台を観た事がない私(^^ゞというか私の場合、衣装や舞台装置見るのが楽しいから、ストーリーとか指揮が誰で、誰が歌ってるとかなんて、あんまし興味なかったのね。

でも今回は、ちゃんとストーリーを追い=自動的に歌もちゃんと聴き=そして舞台美術も楽しむ。というホンマにホントにちゃんと観たでっ!!と胸張って言える観劇だった。これも先日映画観たおかげだわ!ありがとぅう〜ケネス・ブラナー♪
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お気に入りのパパゲーノの人もチャーミングで美声だったし(よく喰いよく飲んでた(笑)、でもでもなんといってもド迫力だったのは、ザラストロの豊かでビロードのような声!ホント素敵だったわ♪こうゆうのはね〜きっと誰が聞いても感動するんだと思う。一番拍手大きかったもん!

演出はエマニュエル・バステというフランス人女性。夜の女王が下着姿でベッドから出てきたり、冒頭の怪物がオクトパスだったりと、同じ魔笛でも演出によって、こうも大胆に変わるのかと思った。楽しかった♪(私のばやい、あくまでも先日の映画と比べて…だけど(^^ゞ

こうやって違った演出で観て、比べて、楽しめるのが古典のイイところであり、末永く人々に愛される所以なんだろう。イイものはパッケージが変わってもイイという事。とにかく「魔笛」はコレで8割がた私のモノになったから?!次はアイーダとかフィガロの結婚という、見てて楽しい壮大なオペラをモノにしていきたい…という大望を抱いてマス。
by giova21 | 2007-08-05 23:34 | アートなこと | Comments(0)

ラテンなジョバのお気まま日記♪


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