(予習が活きて)見応えいっぱいだった“魔笛”
2007年 08月 05日
ココには何度か来てるけど、1階に座ったのはみんな初めて!で、思わずキョロキョロ挙動不審になってしまった(笑)なんていうか良い席すぎて落ち着かない感じ(小市民)おうぅう!下から見上げてもやっぱりこのホールはとってもキレイで立派デス!
イタリアやウィーンとかでオペラを何度か観た事はあるが、天井桟敷で舞台が小さかったり、爆睡してたり、意味わからんかったりして「ホントに真剣!」に舞台を観た事がない私(^^ゞというか私の場合、衣装や舞台装置見るのが楽しいから、ストーリーとか指揮が誰で、誰が歌ってるとかなんて、あんまし興味なかったのね。
でも今回は、ちゃんとストーリーを追い=自動的に歌もちゃんと聴き=そして舞台美術も楽しむ。というホンマにホントにちゃんと観たでっ!!と胸張って言える観劇だった。これも先日映画観たおかげだわ!ありがとぅう〜ケネス・ブラナー♪
演出はエマニュエル・バステというフランス人女性。夜の女王が下着姿でベッドから出てきたり、冒頭の怪物がオクトパスだったりと、同じ魔笛でも演出によって、こうも大胆に変わるのかと思った。楽しかった♪(私のばやい、あくまでも先日の映画と比べて…だけど(^^ゞ
こうやって違った演出で観て、比べて、楽しめるのが古典のイイところであり、末永く人々に愛される所以なんだろう。イイものはパッケージが変わってもイイという事。とにかく「魔笛」はコレで8割がた私のモノになったから?!次はアイーダとかフィガロの結婚という、見てて楽しい壮大なオペラをモノにしていきたい…という大望を抱いてマス。