温泉津ナイナイ事件はともかく、
ココに来たら絶対!入らなアカンっしょ?!ってのが温泉です。
しかもこれがとびきっり感じがイイときた。
うぅむ!入口からして既に「そそ」られるわ〜〜(//∇//)
映画館か?!と思わず突っ込んでしまいそうな張り出し式の番台。
こんな形態、今まで見たことありません。
なになに?!このステンドグラスにランプシェード。
「はいからさんが通る」のセットになりそうデスv
古い古い家屋が残る温泉津の温泉街において、
唯一の鉄筋コンクリート製であるうえに洋館!!
いやおうなしに目立つんだけど、不思議と町並みに溶け込んでいる。
そんな温泉マニアな心くすぐるアイテムがいっぱいの名湯
薬師湯ビジュアルだけじゃなく
日本温泉協会が泉質など6つの項目を5段階で評した中で、
全国に20湯もないない オール5!! をとった超優等生なんデスvv
もちろん山陰地方ではココのみ!
誰もいないうちに撮っちゃった!(≧▽≦)//
浴室内はごくごくシンプルで小さい。
カランも左右あわせて5つしかないので、浸かるのみ…という使い方がいいかもしれない。
無色透明ながら空気に触れると変色するようで、
湯船や床は長年の堆積物にビッチリ覆われている。その色はまんま石州瓦色だ。
お湯はというと、有馬の金泉のように強い鉄臭があり、かなり熱い!!!ので
長時間浸かっていられなかったが、
身体の芯からあったまるという表現がぴったりのよかよか湯であった♪♪
薬師湯が素晴らしいのは温泉だけではない。
2階にサロンがあり、17時までなら無料でコーヒーがいただけるのだ。
左右から屋上に出れるので、温泉津の町並みを眺められるのも二重丸♪♪
我々が上がった頃にはすっかり日が落ち、コーヒーもいただけなかったけど、
しみじみ静かな温泉街なんだなと実感する夜の顔がそこにあった。
も〜ホントにね、もし泊まるならデジタルを全て遮断。
好きな本片手に日本酒傾けるのがピッタリだと思った。
そうそう、階段の踊り場もいちいちステキなの。
まるで神戸の古い洋館に温泉がついてました!って感じ(笑)
博物館級だね、コレは。
そして夜の方が断然雰囲気がいい。
昔はこちらが湯殿だった旧館は、カフェとギャラリーになっている。
もちっと遅くまで開けといてぇな〜と思わずボヤいてしまう、
こちらも16時半LO、17時閉店で入れず終い…(>_<)ハヤイガナ~!!
が、幻想的な夜のお姿を見れたからヨシとする。
軒下のアーチや柱など特徴的な意匠がオレンジ色の灯りに彩られ、
温泉はもちろんだが、この建物見るだけでも一見の価値があると思いますv
と、たいへん満足、満喫した温泉津。
しかししかし、1つ大きな悔いが……
温泉津には元湯が2つあって、薬師湯のほん斜め前にある
泉薬湯がそれになる。
ココもたいへん雰囲気がよいので (湯船はこちらの方が広いと思われる)
こっちも入っていく?!って「一瞬」なった。
以前は二湯続けて入る事も珍しくなかったし。
が、まだ身体がポケポケあったかい上に、広島まで2時間かかる。
でもって早く何か食べたい(笑) よって、ま、いっか…と、スルーしてしまったのだ。
ところが薬師湯と泉質が違う事を後で知り愕然!!
目と鼻の先、ご近所さんなのに違うの?!え〜しもた〜〜!!!となったワケなのだ。
よっぽどの事がない限り、再訪する確率が極めて低い温泉津(遠いからね)
入っておけばよかった〜よかった〜よかった〜 (by号泣エコー)