貴重な昭和遺産 大阪に源ヶ橋温泉あり!

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アタシはお湯巡りが大好きで、月に2〜3回はトプン!を楽しんでいる。
今の主流、お風呂がたくさんあるスーパー銭湯なら、よゆ〜で3時間いれるし、
ジモティ度MAXな名湯地の総湯や共同湯にごめんなすって!と入るのも好き。
そして、番台が残る下町銭湯も大好物だ。

特に京都市内には、昔ながらの風情ある銭湯が多い。
錦市場のすぐそばにある錦湯に、浴室内に金魚が泳ぐ水槽がある桜湯などなど。
挙げだしたらキリがないほどだが、その中でも特に有名なのは船岡温泉だろう。

以前久しぶりに行ったら、露天風呂が白人だらけで腰を抜かしたことがある( ̄o ̄)
以来ビビって足が遠のいてるが(笑) 名実共に京都NO.1銭湯であると思う。

そしてそして…大阪も負けちゃいない。
京都に船岡温泉があるならば、浪速の下町に源ヶ橋温泉ありっ!!!
マニアには知られた銭湯で、以前からず〜っと行きたかったんだよね〜♪




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商店街の横道からツイと入って飛びこんでくる、このアバンギャルドな外観ってばだぅよ?!

「入浴」にかけてニューヨークは自由の女神が (おいお〜いっ!)
屋根の上には、オマケには十分すぎる金のシャチホコがエビぞっている(おいお〜いっ!)

ちなみに…自由の女神が持ってるのは本来のトーチではなく「温泉マーク」なのだ。
遠くて確認できなかったけど、コレ↓↓↓ね。

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ワハハ!!!(≧▽≦)!!!!


エエなぁ〜エエなぁ〜〜この自由さ、発想、やっちゃいました感。
きっと…じゃなく絶対!京都では「許されない」ハジけっぶりである(笑)




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しかし しかしっ! 侮るなかれ!

築80余年経つ建物は、銭湯として初めて国の登録有形文化財に登録されているのだ。
先に述べた船岡温泉も同じく登録されているが、源ヶ橋温泉の方が早い(๑˃̵ᴗ˂̵)و

その差「5年」だけど、どうだ!都人よ!




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入口回りは結構フツウな作りである。

が、よくよく見ると、模様の入ったすりガラスに、Rな曲線を描く建具が、
モダンで粋な昭和レトロを密かに主張している。





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さ!誰もいないうちに撮りまくれっ!!!(笑)

脱衣所はとても広く、隣とを仕切る壁は一面ガラスになっている。
凝った意匠の格天井からシャンデリアがぶら下がり、外観に負けない和洋折衷様式だが、
それがフシギと居心地のイイ空間を醸し出している。

でもって、振り返ると……

坪庭が〜〜〜!! ワンダホ〜( ✧Д✧)//



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天井が高くとられた明るい浴場も開放感いっぱい!
そのわりには必要最低限の浴槽しかないので余計広く思える。

これは当時のままなのだろう。浴槽(大)と床が、タイルじゃなくて「石」なの♪♪
つまり床は「石畳」 こ〜ゆ〜のあんま見かけないよね。
ツルツルタイルとは違う石のヒンヤリ感が、足裏から伝わってイイ感じである。




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水風呂や薬草風呂、スチームサウナもあるし、
時間が早く人も少なかったので、1時間以上トップンしてしまう。
だってね「とても気持のよい銭湯」だったからだ。

「清潔=ピカピカ」だけじゃなく「手入れが行き届いてる」って意味も含むと思う。
古い施設は、とにかくメンテが大変だと思うんだけど、
その点こちらは、浴室はもちろん、いろんな所がちゃんと「手入れ」されており、
ああ〜大事にされてるな〜!という印象を強く持った。

それはきっと、利用するジモティも同じ。
浴室も脱衣所も、そこらへんのスーパー銭湯よりずっとずっとキレイだったよ♪




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あぁ〜〜よい湯、よい銭湯だった♪♪
と、、、すっかり夜になっちまった(^^ゞ

昭和初期の大阪には、現代のスーパー銭湯の“はしり”のような、
劇場やダンスホールを併設し、庶民の憩いの場となった「三大温泉」と呼ばれる銭湯があった。

美章園温泉(大阪市阿倍野区)、潮湯(堺市)、そしてこの源ヶ橋温泉である。
(源ヶ橋温泉も以前は2階にホールがあったそうだ)
先の2つも登録有形文化財に登録されていたが、今は廃業してもうない。

これは恐るべき事実である。
文化財だからといって安穏ではなく、国から支援があるワケでもない。全て保有者任せ。
たった440円ポッキリの銭湯料金でそれを維持しているのだ(>_<)//
そのうえで、貴重な文化財に「入れる・浸かれる」のである。
なんてありがたい事だろう。。。

そのご苦労や努力を思いつつ、しかし、
残された唯一の宝を、どうか後世に遺していって欲しいと切に願うのであった。
また入りに行くからね〜っ!

*潮湯の別館は移築され、温泉旅館になっている。
設計者は東京駅や中之島公会堂を手がけたあの辰野金吾である。










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by giova21 | 2016-08-27 23:52 | にっぽんの休日 | Comments(0)

ラテンなジョバのお気まま日記♪


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