2014 映画のこと Vol.11 グレート・ビューティー
2014年 07月 16日
〈イタリア映画祭〉の東京会場で特別上映された作品が、満を持して関西のスクリーンに登場デスvv
トレーラー見た時から思ったけど、これはまさに フェリーニの「甘い生活」(現代版)だね。彼が愛してやまなかったローマへ捧ぐオマージュのような作品だ。
ぶっちゃけストーリーはどうでもイイ。140分という上映時間も長すぎる。
がしかし、酔いしれる。
ローマという街に。トニ・セルヴィッロのニヒリズムに。
とっぷり、とことん。
ローマが舞台の映画を観て、久しぶりにローマ行きたいな♪と思うことはあるが、それはフツ〜に観光して歩くという表面的な思いで、でも、コレ見終わって感じるのは、ホントのローマを「知りたい」って思うこと。
トニ・セルヴィッロの演技は文句なしに素晴らしいが、本当の主人公はローマだ。そして…他の街ではてんでお話にならない。
2700年以上刻み続けてきた時が、今だ現在と相容れてない。素晴らしく美しく、哀しく、いつまでたっても不完全で、カオスの真っ只中を漂っている。世界広しと言えど「永遠の都」を名乗っていいのは、唯一無二、ローマだけだ。
ああ〜〜行きたい。ローマに。
なんか英語でかつカタカナで書かれると別もんみたいやな。
こないだTVでやっててんけど見逃してんな~もう!
やっぱローマは永遠の都よね・・・こないだは姪っ子+子連れで
メインどこ駆け足ででも、やっぱジーンときた!
はよ、じょばやんもローマ戻ってこな!