2014 映画のこと Vol.4 ようこそ 大統領!
2014年 05月 09日
毎年楽しみにしてるんだけど、今年から通し券がなくなって、作品ごとにチケットを購入しなければならなくなった。100歩譲ってソレは許すとして…許せないのが、チケット発券する時に、1枚につきそれぞれ108円の手数料がかかること!今回3枚買ったんだが、まるまるコーヒー3杯分 (by マクド) も取られたワケだ。なんか解せない!許せない!む〜〜ん!!
映画祭の常連たちとブゥブゥ言ってたんだが…さて映画のお話はというと…
まず1本目
イタリア映画祭2014 Benvenuto Presidente! ようこそ 大統領!
ガリバルディ広場、ガリバルディ通り…
イタリアのどんな街にも、大なり小なり必ずその名がついた広場や通りがあるといっても過言ではない。それくらい伊国では讃えられる名前〜ジュゼッペ・ガリバルディ。イタリア王国統一に尽力した英傑である。
そんな英雄と同性同名だったため、なんと大統領に選ばれてしまったジュゼッペ〜愛称ペッピーノ。小さな山村で図書館員をしていた彼。政治なんて全く興味ないし、さっさと帰るつもりだったが、キレイ事ばっか言って自分の得ばかり考えている政治家たちに憤慨、大統領としてオレがこの国を救う!と本気になってしまう。
田舎者だが正直で実直なペッピーノは、天衣無縫な手腕で次々と問題を解決!支持率もグングン上がり、その場しのぎで彼を推した政治家たちは大慌て。彼を失脚さすべく無理難題をひねりだす。さぁ〜どぅするペッピーノ!
イタリア映画で政治がからむと、ズ〜ン!って重くなってしまう事が多いンだが、これはとっても軽快でオモシロかった!「大統領」として職務をこなしながらも、イタリア人らしく美人秘書とちゃっかりデキちゃうのも笑う。という主演のクラウディオ・ビジオがサイコ〜にチャーミングで、ちょっと恋に落ちそうになったvv
ココで問題!
ショーン・コネリーに、ジェイソン・ステイサム、ブルース・ウィルスに竹中直人、そしてクラウディオ・ビジオに共通するものは何でしょう?
答え
アタシってばスキンヘッド好きやってんわ〜(≧▽≦)// みんな大好きよ〜♪♪
もちろん!楽しい作品でも「毒」を忘れない人種だから、確固たるリーダーシップを取れる人がいない現在のイタリア政府を大いに皮肉っているのは言うまでもない。
こ〜ゆ〜問題は伊国だけじゃなくどこの国でもあるだろうし、共感できる部分がたくさんある。追って日本公開するにはピッタリ!の作品だと思います。