2012年 慶州の旅 5. チャングムな世界があったなり!
2012年 12月 13日
数日前に降った雪がまだ残るそれなりに寒い日だったが、
雲ひとつない冬の晴天の下を歩くのはとっても気持がイイvv
この立派な門をくぐると…
見所のひとつである「書百堂」がある。
手前が主人の、奥が女人の部屋と、屋敷の中でも身分によって棲み分けされており、申し訳程度の壁で仕切られているのが、ちくとカワイイ♪ 他に板の間(広間) や、先祖を祀る立派な廟があるのが、両班の屋敷の特徴である。
庭には樹齢600年以上のイブキの木があるのだが、コ、もしくはロの字型に作られている屋敷の中庭には決して木を植えないんだそうだ。
なぜなら……口の中に木があったら…「困る」でしょう?
なるほど…よく考えたものだねvv
って…ガイドさんに教えてもらいました(^^ゞ
もともと風水的に非常に立地がよい良洞村において「書百堂」は、最もパワーが強い場所だそうで、三人の優れた人物を排するだろうと陰陽道で予言されたほど。実際ココで生まれた李彦迪は、朝鮮時代の東方五賢と言われるほど傑出した人物で、時の中宋 (朝鮮王) の右腕として活躍したという。
はい、ココでその「中宋」とは誰だったか…
そぉ〜〜なの!!
医女チャングムに恋してしまった「あの」王様なんですね〜
村の中で一際目立つ「香壇 ヒャンダン」という立派な屋敷は、慶尚道に赴任した李彦迪が、母親の看病が滞りなくできるようにと、王様が建ててあげたもの。エエ人やってんな〜(>_<)///
ドラマのロケ地とか特に興味ないアタシだが、熱狂して見てたチャングムの時代の、しかも史実に基づいた事実が目の前にある事に、ヒジョ〜〜にコ〜〜フンしてしまった(^^ゞ
じゃあ〜李彦迪もドラマの中に出てたのか?
李彦迪=イ・オンジョクと読むのだが、なんとなく聞き覚えがあるようなないような…ま、それはイイとして?!エライ脱線してもぅたが、そぞろ歩きを続けよう…
藁葺きだから身分がどうのとは全く関係なく、村全体で瓦屋敷が50戸余、藁葺き家が110戸余ある中で、そのほとんどに今も人が住んでいる。
世界遺産に制定された時、今の暮らしを壊されたくないと反対も多かったのだという。だから我々もマナーに従い静かに拝見させていただく。
中には無人のソレもあって、
お邪魔しまうすぅ〜と中に入っていけば…
ひょっこりチャングムが出てきそう(笑)
秋にちゃ〜んと新しく藁を葺いてあるから、
どの屋根もまっさらピカピカに輝いている。
こ〜ゆ〜お手入れって大変だよね。。。
休憩所やトイレも藁葺き屋で目立たなくしてあるし、音声ガイド (標識内にあるボタンを押すと日本語ガイダンスが流れる) も設置してあるし、景観と観光へのさりげない配慮が見られます。
ちくと情けな顔のワンちゃんだが「シッポ」をよぉ〜〜く見て欲しい。
短いでしょ?
コレは不慮の事故でも、いたずら小僧にバッチンされたワケでもなく、生まれた時からシッポが短い事が特徴の土着犬なんだってvv
その名も「東京犬」(笑) は、新羅が「東の京(都) 」だったから名付けられ、日本の秋田犬みたく、天然記念物?になっているそうだ(と言っていたような気がする…ガイドさんが…うん)
案内図まであるよ〜!
その気になったらわかるぞハングル!で読み解くと(笑)、村内に5〜6頭いるので(コレはホント)、犬好きな人はどうぞ見ていってください♪だってさ〜 ←コレは大ウソ!
と、長くなったので今回はここまで♪
私は一日勉強するくらいなら、働いたほうがいいです。簿記の資格の勉強すら辛かった(>_<)科挙の人たちてある意味我慢強かったんだな・・。
私もそうだったんですが、良いガイドさんにいろんな話を聞きながら村を散策できてよかったですね。写真が素敵!!
いやいや〜ハングルは全く全然読めませんよ〜なんとなくこんな事書いてるんちゃうか?って想像と妄想の翼を広げるんです!エッヘン(違!) それでとんでもない間違いも犯しますが、ま、旅は楽しく!?ってことでエエことにしてます (^^ゞ
まず…年末日程調整できなくてゴメンなさい!!
そうなの〜とってもフレンドリーなガイドさんで楽しかったですぅvv 今回は韓国人と触れあう機会がとても多く、でもせっかく借りた指さしハングル本持っていくの忘れたから(バカ!) 会話できないストレスが溜まりました(TOT)// と話たい事もいっぱい!来年は是非vv