2011 映画の巻
2011年 06月 01日
もぅ6月デス。早いデス。そして1日、映画の日。
さっそく先日書いた〈100.000年後の安全〉を観てきた。立ち見の人もいてビックリしたが、やっぱりみんな関心があるんだね。
真っ白で整然とした内部の様子は、病院というより、SF映画の宇宙ステーションのよう。それもどこかシュールで「2001年宇宙の旅」を思い出させる。轟音をたてて岩盤を削ってるであろう掘削機のシーンも音を消しており、北欧らしい…といったらいいんだろうか。簡潔でシャープな映像が、ゾクゾクするようなリアリティを生み出している。
日本に「オンカロ」を作れというのはムリな話かもしれない。でも映画の中の彼らが、放射能に対してこれだけ真剣に、慎重に備えていることを、同じ人間として、我々ニッポン人もしなくてはならない。必ず。絶対に。
…ということを改めて感じるこのドキュメンタリー。
「今」「日本人」が観ておくべき、貴重な映像だと思いました。
*映画の中で出てくる〈ルーン石碑〉観る前に知っておくとイイかもvv
*「放射線量年間20ミリシーベルト」の撤回など、脱原発行動を率先して行っている俳優山本太郎が、出演予定だったドラマを降ろされたという。なんかおかしい!! 腐ってる!!