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名画座シリーズ Vol.3 薔薇の名前 (1986)

劇場で見て、TVだかビデオだかでもぅ1度見たが、上映作品50本の中では一番楽しみにしていた〈薔薇の名前〉 そんな映画が始まるまでのドキドキ感はたまらない。たとえソレが3回目の鑑賞だとしても…だ。

なんでかなぁ?おどろおどろしい映像や、未知の世界_宗教観とかが、よっぽど印象的だったもかもしれない。公開当時、見終わって原作を読んでみたんだが、もぅチチンプイプイ!で途中で放り投げてしまった(笑)

でも_人間、歳を重ねると、それなりに知識を得るもんである。
今回久しぶりに見て・・・

「ああ、確かにあの僧衣はフランチェスコ会!」とか
「文書館のモデルは絶対〈カステル・デル・モンテ〉だ!」とか
「教皇庁がアヴィニョンにあるつぅことは、この後ローマに移ってチェーザレの時代だな」とか、マンガ読んでぇ〜とか、旅して知った事であっても、見えなかったモノが見えてくるのは楽しい。

今なら原作に再チャレンジできるかも!うん、読んでみよっと♪
あの量は想像するだにコワイけど…(笑)



今見ても全く古さとか稚拙さを感じない。影の主役である建造物_修道院や塔が素晴らしい!一体どこで撮ったんだ?実際あるなら行ってみたい!って思ったら、コレ、セット*参照だったんですね〜OMG!!

エッシャーのだまし絵のごとく階段が縦横無尽に伸びる迷宮の塔など、映像のまんま、実際ホントに造ったのだというから驚く(迷ったり落ちないように↑がついていたそぅだ(笑)

もちろん当時、パンフを読んで知っていたけど、その時はソレ_セットが当たり前だったじゃない?机上の特撮技術が恒例化してる今となっては、反対にセットが新鮮、スゴイ!って思う。これぞ『ホンモノ』の映像!他にも、徹底した時代考証に基づく美術も見事で素ン晴らしい♪♪

そして_忘れちゃいけません、この人、ショーン・コネリー。
翌87年〈アンタッチャブル〉で助演男優賞を獲得。実際よい演技で、アタシも好きな作品だが、彼の代表作はコレでしょ!コレ!それくらい適役!で、よくぞ彼をキャスティングした!と拍手万雷でアル。

これからも何度か観るであろう傑作だが、スクリーンで観る機会はそうそう無い。ちくとコアなこの作品を、上映50作品の中に入れてくれた選者に、アタシは心から礼をいいたいと思う。
Commented by なつ at 2010-09-05 00:03 x
「薔薇の名前」今度観てみます。
薔薇の映画といえば「カイロの紫のバラ」が好きです。

今日「ヒックとドラゴン」観てきたんですけど
めっちゃ良かったですよ~。
ドラゴンに乗って空を翔るシーンが素敵。
久しぶりにラピュタが観たくなりました♪

Commented by giova21 at 2010-09-05 00:39
なつさんこんばんは〜
今コメント返してたら入ってたのでビックリしちゃった!

ぜひぜひ〜見てみてみて〜〜
「セブン」も「クリムゾンリバー」も「ダ・ヴィンチ・コード」も
「薔薇の名前」から始まってるのよ〜とアタシは言いたいです(^^ゞ

「ヒック〜」やっぱり?!行こうかな〜って思ってたんですよ
なつさんの一声でこりゃゴ〜!だな!(笑)
by giova21 | 2010-09-01 23:42 | 映画なこと | Comments(2)

ラテンなジョバのお気まま日記♪


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