09’北京の旅14. 北京ダックを食べ尽くせ!
2009年 06月 05日
どんな料理でもそうだが、大勢でワイワイ食べるのは、それだけで美味しく楽しいし、中華料理を楽しむ醍醐味でもある。今日は東大卒の研究者(凄!)も増えての6名の会食デス。
やってきたのは、数々の賞を獲ってる予約必須の人気店「北京大薫烤鴨店」
6時というのに満員御礼、長蛇の列で、併設のBARでは席が空くまで何でも飲み放題!という太っ腹な店でもある。
他を知らないので比較できないが、国家級上級調理師が開発した35%低脂肪ダックで有名なんだそうだ。
箸置きも、もちろん「ダック」でカワイイのでアル♪
まずは冷えた生ビールでカンペ〜♪ずっと汗だくで歩いてたので、ホントにホントに美味しかった(TOT)/ まさに天国の泡だわ(笑)
で、すぐにダッグが来るのかとおもいきや、何やらお初なビジュアルの皿が次から次へと出てきましたよ〜!
ひやあ〜こいはダックの肝、中華風フォアグラですたい!その名も「塩水鴨肝」。ネットリとした食感、濃厚な滋味は、まさにあん肝の如し。ブラボ〜!!でアル♪
こちらは「火燎鴨心」。焼き鳥の「ハツ」だが、さすがダックの心の臓だけあってデカイっ!
コリコリとした歯ごたえと、甘辛いタレが絶妙で、もぅ〜この2品だけでジョッキ空いちゃう勢いだったわ(^^ゞ
肝、心臓とくればもちろんピータンもあって(これまた◎)、他にもスタイリッシュなお皿がいっぱい出てきて、この後メインのダックが来ることも忘れ、驚き喜びつつ箸を進めるあたしたち(幸)
昨晩、食べ過ぎで撃沈してたKちゃん、「別人」のように飲み、食べ、みんな目が「・」。 「これが本来のあたしやねん!」って胸はってたけど、コンディションは大事よね…と言っておくことにする…(笑)
さあ〜いよいよ我らのダックが
ワゴンにて、しずしずと運ばれてきあした!
おあ兄さんが見事な包丁さばきで「解体」していきます。
コレで半身のできあがりぃ〜!
ンまぁ〜なんてキレイな盛りつけ!色、照りでしょう♪
まずザラメをちょいとつけた
「皮」を賞味いたしマス。
なんでも古い文献から発見した食べ方だそうで、嗚呼〜口に入れた瞬間、シュワワと溶けました!シュゴイ〜ウマイ〜♪
こちらはカチ割ったアタマ。希少な部位をお言葉に甘えいただきます。あ、食べたのは脳味噌デス
ゲゲ〜ではなく、食べれる部位は合掌して食べる。コレ、食べる側の礼儀でもありマス。
ふんわりとぅろり…と、なかなかの珍味でありました。
薬味はネギ&甜麺醤という基本セットの他に、おろしにんにく、(紅生姜かとおもた(笑) 赤カブやキウリの細切りとたくさんあって楽しい。にんにくぅ〜って?!って思ったけど結構イケる。「?」な漬物もあったけど(笑)
コレを鴨餅(クレープ状のアレですね)に巻き巻きして食べるんだが、この店では、焼餅みたいな胡麻付きパン?が出てくる。既に切れ目が入ってて、ワシッとはさんで食べる。胡麻が香ばしく、目先…いや、舌先も変わってこれまた美味美味♪肉もね〜ほんとジュ〜シ〜なのよ♪
隅からすみまで食べ尽くしたダックだが、最後にもひとつ、美味しい所が残ってる。それは「骨」。お持ち帰りもオウケイ!ってのには驚くが(笑)、我々はスープにしていただきマス。
ひえぇい!!この白濁さってば、一体なんでしょ?!そして、このコク、出汁!んんん〜!最後までやってくれます。
北京ダックって数えるほどしか食べてないけど、ソレって何だったのよ?!ってくらい、ここのダックは衝撃的だったわ。とにかくとにかく、みんなみんな、でらごっつぅう〜ウマかった!!
3食屋台メシなあたしたちは多分絶対来ないような店。ホント貴重な体験ができた。予約入れてくれたV姫、お付き合いくださった皆々様、改めて御礼申し上げます♪ありがとう♪♪